
医療費がジワジワ増える…6月の診療報酬改定で「初診60円増」でも「大したことない」で済まない理由 - 知らないと損する!医療費の裏ワザと落とし穴
ニュース概要(出典記事の要点)
6月に診療報酬が改定されたことで、医療費の自己負担額は具体的にどれくらい増えたのか?8月からは高額療養費の限度額の引き上げも決まっている。今年、来年と医療費の負担はジワジワと家計を侵食していきそうだ。『医療費の裏ワザと落とし穴』308回で、詳細を解説する。
※ 上記は出典記事の要約です。本サイト独自の分析・背景解説は下記をご覧ください。
解説
今年の6月から、病院にかかったときの「自己負担額」が、少しずつ増え始めているのをご存知でしょうか。今回の改定で、例えば初めて病院を受診したときの金額が60円ほど上がる、といった変化があります。「え、たった60円?」と思うかもしれませんが、これが実は、私たちの家計にジワジワと影響してくる可能性があるんです。なぜなら、今回の診療報酬の改定は、単なる一時的なものではなく、これからの医療費負担のあり方を示すサインだからです。
診療報酬というのは、お医者さんや病院が、私たちが病気やケガで診察を受けたときに、国(健康保険組合など)から受け取る「医療サービスの値段」のこと。この値段が改定されると、私たちの自己負担額も変わってくるわけです。今回の改定では、この診療報酬が全体的に見直され、結果として、私たちが窓口で支払う金額が少し上がることになりました。
さらに、注目すべきは、8月からは「高額療養費制度」の上限額も引き上げられるという点です。高額療養費制度というのは、医療費がたくさんかかったときに、家計の負担が重くなりすぎないように、上限額を超えた分は健康保険から払い戻される、というありがたい制度。この上限額が上がってしまうと、これまでよりも自己負担で支払う金額が増えることになります。つまり、病気やケガで高額な医療が必要になった場合、以前よりも多くのお金を一時的に自分で用意する必要が出てくる、ということです。
こうした改定が重なることで、今年、そして来年にかけて、私たちの家計における医療費の負担感は、ゆっくりと、しかし確実に増えていくことが予想されます。「ちょっとした負担増」と侮っていると、気づいたときには家計を圧迫していた、なんてことになりかねません。特に、持病があって定期的に通院している方や、高齢のご家族がいらっしゃる方は、この変化をしっかり把握しておくことが大切です。これから医療費とどう付き合っていくのか、私たち一人ひとりが考えていく必要がありそうです。
関連データ
今後の予測
今回の診療報酬改定と高額療養費制度の上限引き上げは、今後の医療費負担の増加を示唆しています。まず考えられるのは、国民全体の医療費負担率の上昇です。特に、慢性疾患などで定期的な通院が必要な方や、高齢者とその家族にとっては、毎月の医療費負担が無視できないレベルまで増えていく可能性があります。これにより、一部では「医療費貧困」のような問題が顕在化するかもしれません。
一方で、こうした負担増の流れは、予防医療や健康増進への意識を高めるきっかけになる、という見方もできます。病気になってから医療機関にかかるのではなく、日頃から健康に気を配り、病気を未然に防ぐことの重要性が、より一層認識されるようになるでしょう。健康維持のための自己投資(運動、食事改善など)への関心が高まり、関連市場が拡大する可能性もあります。
また、医療機関側では、診療報酬の改定に対応するため、経営効率の改善や、より付加価値の高い医療サービスの提供へとシフトしていく動きが加速するかもしれません。患者としては、どこの医療機関を選ぶか、どのような治療法を選択するか、といった判断が、これまで以上に重要になってくると考えられます。
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参考引用
“医療費がジワジワ増える…6月の診療報酬改定で「初診60円増」でも「大したことない」で済まない理由
― ダイヤモンド・オンライン
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