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2026年後半の日本株は「上昇トレンド継続」でも、「そのスピードは鈍る」と見る「3つの根拠」 | 政治・経済・投資 | 東洋経済オンライン
ニュース概要(出典記事の要点)
今回は2026年後半の相場を「3つの視点」から展望してみよう。まずは「相場のサイクル」(循環)の視点だ。現在の相場は、「金融相場」「業績相場」「逆金融相場」「逆業績相場」という4つの相場サイクルのな…
※ 上記は出典記事の要約です。本サイト独自の分析・背景解説は下記をご覧ください。
解説
2026年後半、日本株は引き続き上昇していくと予想されています。しかし、その勢いは少し落ち着くかもしれません。なぜそう言えるのか、3つのポイントから見ていきましょう。
まず一つ目は、「相場のサイクル」という考え方です。株価の動きには、大きく分けて「金融相場」「業績相場」「逆金融相場」「逆業績相場」という4つの波があると言われています。簡単に言うと、景気が良くなったり悪くなったり、お金を借りやすくなったり借りにくくなったりするのに合わせて、株価も上がったり下がったりを繰り返す、というイメージです。
現在、日本株は「業績相場」の後半から「逆金融相場」に入りつつある、と考えることができます。業績相場とは、企業の業績がどんどん良くなって、それが株価を押し上げる時期のこと。多くの企業が利益を伸ばし、株価もそれに伴って上昇してきました。しかし、この業績相場も永遠には続きません。そろそろ、その勢いが落ち着いてくる頃合いかもしれません。
二つ目のポイントは、「逆金融相場」への移行です。逆金融相場というのは、中央銀行(日本でいう日本銀行)がお金の流れを少し引き締める、つまり、金利が上がったり、市場に出回るお金の量が減ったりする時期です。こうした状況になると、企業がお金を借りにくくなったり、投資家がお金を借りて株を買うのを控えたりするため、株価の上昇スピードは鈍化する傾向があります。
そして三つ目の根拠は、これまでの株価上昇を支えてきた「追い風」が、少しずつ「向かい風」に変わりつつあることです。例えば、これまで株価を押し上げてきた要因の一つに、日銀による大規模な金融緩和政策がありました。しかし、経済状況の変化に伴い、この政策もいつかは変わる可能性があります。また、海外の経済状況や地元の政治情勢なども、株価に影響を与える要因として無視できません。
もちろん、日本経済の底堅さや、企業の構造改革が進んでいることなど、株価を支えるポジティブな要素もたくさんあります。そのため、2026年後半に株価が大きく下落するとは考えにくいですが、これまでの勢いそのままに上昇し続けるというよりは、少し落ち着いたペースになる、というのが多くの専門家の見方と言えるでしょう。投資をする上では、こうした相場の波や、世の中の動きを理解しておくことが大切ですね。
今後の予測
2026年後半の日本株は、引き続き上昇トレンドを維持する可能性が高いと考えられます。その背景には、企業の収益改善が継続することや、国内経済の緩やかな回復基調、さらには海外投資家の日本市場への関心の高まりなどが挙げられます。特に、半導体関連やDX(デジタルトランスフォーメーション)関連といった成長分野への投資は活発に続くと予想されます。
一方で、上昇のスピードについては、いくつかの要因で鈍化する可能性があります。まず、これまで株価を押し上げてきた金融緩和策が、経済状況に応じて徐々に正常化に向かうシナリオです。これにより、金利が上昇したり、資金調達コストが増加したりすることで、企業の利益を圧迫する可能性があります。また、世界経済の減速懸念や地政学リスクの高まりも、投資家心理を冷やし、リスク回避的な動きを誘発する要因となり得ます。
さらに、国内の政治情勢や、主要国での選挙結果なども、短期的には市場の不確実性を高める要因となるかもしれません。したがって、2026年後半は、上昇トレンドは続くものの、そのペースは緩やかになり、市場の変動も大きくなる可能性があると見ておくのが現実的でしょう。個別銘柄の選別がより重要になる局面と言えます。
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