
革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業 令和8年度要素技術・シーズ創出型プログラムの公募(第2回)
出典: 総務省 (原典を開く)
ニュース概要
総務省が国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)に造成した情報通信研究開発基金を活用して実施する革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業について、NICTは要素技術・シーズ創出型プログラムで実施する令和8年度研究開発プロジェクトの公募を実施します。
解説
私たちが毎日使っているスマートフォンやインターネット。その通信速度や機能は、今も進化を続けています。今回は、そんな未来の通信技術、特に「Beyond 5G(6G)」と呼ばれる次世代の技術開発に向けた、国の取り組みについてお話ししましょう。
総務省は、将来の社会を支える重要な技術の研究開発を支援するために、「情報通信研究開発基金」というお金のプールを作りました。この基金を使って、国立研究開発法人である情報通信研究機構(NICT)が、「Beyond 5G(6G)基金事業」というプロジェクトを進めています。この事業は、まさに未来の通信技術の「種」を見つけ、育てるためのものです。
今回、NICTが募集しているのは、「要素技術・シーズ創出型プログラム」というものです。これは、まだ具体的な形にはなっていないけれど、「こんな技術ができたらすごい!」というような、革新的なアイデアや基礎となる技術(シーズ)を発掘し、それを実際に研究開発していくプロジェクトを支援するプログラムです。目標は、2026年度(令和8年度)に実用化を目指せるような、新しい技術の芽を見つけること。
なぜ、今6Gなのでしょうか?現在の5Gもまだ発展途上ですが、技術は常に一歩先を見据えて開発が進められています。6Gは、5Gよりもさらに高速・大容量、そして超低遅延といった特徴を持つと予想されており、私たちの生活をさらに豊かにする可能性を秘めています。例えば、遠隔医療がもっと身近になったり、自動運転の精度が格段に上がったり、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)の世界がもっとリアルになったり…。そんな未来を実現するための、まさに「基礎工事」とも言える研究開発が、今、始まっているのです。
この公募は、大学や企業の研究者、あるいは個人の発明家など、誰もがアイデアを応募できるチャンスです。新しい技術の種が、どこから生まれるかは分かりません。この取り組みによって、日本の情報通信技術がさらに世界をリードしていくことが期待されます。私たちの暮らしを便利で豊かにしてくれる、未来の通信技術に、ぜひ注目してみてください。
今後の予測
今回の公募によって、どのような革新的な技術アイデアが集まるかが注目されます。特に、AI(人工知能)との連携、XR(クロスリアリティ:VR、AR、MRなどを統合した概念)の高度化、そして社会課題の解決に貢献するような技術が期待されるでしょう。
短期的な予測としては、まず応募されたアイデアの中から、実現可能性や革新性の高いものが選定され、NICTによる研究開発プロジェクトとして採択されることになります。採択されたプロジェクトは、数年かけて基礎研究や要素技術の開発を進めることになります。
中長期的な予測としては、これらの研究開発の成果が、将来の6G規格の策定に影響を与えたり、具体的な製品やサービスとして実用化されたりする可能性があります。ただし、6Gの研究開発は国際的な競争も激しく、技術的な課題も多岐にわたるため、必ずしも全てが計画通りに進むとは限りません。また、研究開発には多額の費用と時間がかかるため、基金の規模や追加的な投資の有無も、今後の展開に影響を与える要因となるでしょう。技術の進歩だけでなく、社会的な受容性や法制度の整備なども含めて、総合的に進展していくと考えられます。
ニュースタイムライン
参考引用
“革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業
― 総務省
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