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business2026/6/18 5:05:00
クアルコム、AI半導体分野の希少なバリュー銘柄に - WSJ PickUp

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クアルコム、AI半導体分野の希少なバリュー銘柄に - WSJ PickUp

出典: ダイヤモンド・オンライン (原典を開く)

ニュース概要

クアルコムは自動車やデータセンター分野に事業を多角化しているにもかかわらず、スマホに強いという印象が株価を圧迫している。

解説

皆さんは「クアルコム」という会社をご存じでしょうか?スマートフォンの頭脳にあたる「チップ」を作っている会社、と聞くと、少しイメージが湧くかもしれません。実はこのクアルコム、いま投資家の間で「隠れたお宝銘柄」として注目されているんです。

なぜお宝かというと、その理由は「誤解」にあります。多くの人はクアルコムと聞くと、「スマホ向けの会社」というイメージが強いかもしれません。確かに、これまでの売上の多くはスマートフォン向けのチップが占めていました。しかし、この会社、実は水面下で大きく事業の舵を切っているんです。自動車の中のコンピューター、データセンター(大量の情報を処理する施設)で使われるチップ、さらにはIoT(モノのインターネット)と呼ばれる、あらゆるものがインターネットにつながる未来に向けた製品開発にも力を入れています。

特に注目すべきは、AI(人工知能)の分野です。AIは、私たちの生活のあらゆる場面で活用され始めています。例えば、スマホで写真をきれいに加工したり、車の自動運転をサポートしたり、工場で生産ラインを最適化したり。こうしたAIの処理を高速かつ効率的に行うための半導体は、まさに現代社会の「血液」とも言える重要な部品です。クアルコムは、このAI半導体の分野で、すでに高い技術力と実績を持っています。

しかし、株価を見てみると、どうもその実力が十分に評価されていないようなのです。投資家の間では「スマホ向けの会社だから、成長の伸びしろが小さいのでは?」という先入観が強く、それが株価を押し下げる要因になっていると考えられています。つまり、会社の本当の価値と、市場からの評価との間にズレが生じている、ということですね。

これは例えるなら、かつてはラーメン専門店だったお店が、実は裏で絶品のフレンチも提供し始めていて、しかもそれがすごく美味しいのに、いまだに「あそこはラーメン屋さんだから」というイメージだけで評価されているようなものです。フレンチの美味しさが世間に知れ渡れば、一気に人気店になる可能性を秘めている、というわけです。

クアルコムは、スマホ以外の分野、特にAIや自動車、データセンターといった成長市場で着実に足場を固めています。これらの分野での実績がもっと広く認知されれば、現在の「スマホの会社」というイメージを脱却し、本来の企業価値に見合った評価を得られるかもしれません。私たちの生活に欠かせない技術を支える企業として、今後の動向が非常に興味深いところです。

関連データ

クアルコムの売上高構成(2023年時点)
QCT(Qualcomm CDMA Technologies)部門が全体の約8割を占める。QCTはスマホ、自動車、IoTなど幅広い分野のチップを手掛ける。
出典:クアルコム決算報告書より推計
自動車向け製品の受注残高(2023年)
約450億ドル(約6兆7000億円)
出典:クアルコム決算報告書
データセンター向け半導体市場の成長予測
2023年から2028年にかけて年平均成長率(CAGR)10%以上で拡大予測
出典:Grand View Researchなど市場調査レポート
AI半導体市場の成長予測
2023年から2032年にかけて年平均成長率(CAGR)35%超で拡大予測
出典:Precedence Researchなど市場調査レポート

今後の予測

クアルコムの今後の展開には、いくつかのシナリオが考えられます。

**シナリオ1:事業多角化の評価浸透** もしクアルコムが、自動車やデータセンター、IoT、そしてAIといった非スマートフォン分野での具体的な成果や、その成長性を投資家に対してより明確にアピールできれば、市場の評価は大きく変わる可能性があります。特に、AI関連の新しいチップが主要な顧客に採用されるなどのニュースが出れば、株価は現在の「割安」な状態から本来の価値に近づくでしょう。このシナリオでは、同社が「多角的なテクノロジー企業」として認識され、持続的な成長が期待されます。

**シナリオ2:スマホ市場の動向に左右される** 一方で、もし非スマホ分野での成長が期待ほど進まなかったり、スマートフォン市場の回復が遅れたりした場合は、引き続き「スマホ企業」というイメージが先行し、株価は低迷する可能性もあります。競合他社のAI半導体開発が加速し、クアルコムの優位性が揺らぐようなことがあれば、さらに厳しい状況に陥ることも考えられます。

**シナリオ3:M&Aによる事業拡大** クアルコムが、特定のAI技術を持つ企業や、新しい市場セグメントに強みを持つ企業を買収することで、一気に事業ポートフォリオを強化する可能性もあります。これにより、市場の評価を大きく変え、新たな成長エンジンを獲得する道も考えられます。企業買収はリスクも伴いますが、成功すれば企業価値を飛躍的に高める要因となります。

ニュースタイムライン

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    ダイヤモンド・オンライン

参考引用

クアルコムは、AI半導体分野の希少なバリュー銘柄

ダイヤモンド・オンライン
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