
ViuとiQiyi International、東南アジアでストリーミングバンドルを開始 - APOS
出典: Deadline (原典を開く)
ニュース概要(出典記事の要点)
PCCWのストリーミングサービスViuと、中国のストリーマーiQiyiが中国本土外で運営する国際プラットフォームであるiQiyi Internationalは、両サービスを統合した単一のバンドルサブスクリプションを開始する。
※ 上記は出典記事の要約です。本サイト独自の分析・背景解説は下記をご覧ください。
解説
東南アジアの動画配信市場で、ちょっと面白い動きがありました。香港の通信大手PCCWが展開する動画配信サービス「Viu(ビュー)」と、中国の巨大IT企業Baidu傘下の「iQiyi International(アイチーイー・インターナショナル)」が手を組み、両方のサービスをまとめて楽しめるお得なプランを始めることになったんです。
「なんだ、それだけ?」と思うかもしれませんが、これ、実はアジアの動画配信業界が抱える課題と、それを乗り越えようとする企業戦略が垣間見える出来事なんです。まず、東南アジアは経済成長が著しく、インターネットやスマートフォンの普及も進んでいます。そのため、動画配信サービスの利用者も爆発的に増えている、いわば「フロンティア」のような場所です。
しかし、フロンティアにはフロンティアなりの難しさがあります。たくさんのサービスがひしめき合い、NetflixやDisney+といったグローバルな巨人に加えて、Viuのように地域に根ざしたサービス、iQiyiのように中国発で国際展開を狙うサービスまで、まさに群雄割拠の状態。視聴者にとっては選択肢が多いのは嬉しいですが、それぞれのサービスに登録すると月額料金がどんどんかさんでしまいます。
例えるなら、昔のケーブルテレビのようなものです。見たいチャンネルがたくさんあるのに、全部契約すると家計を圧迫してしまう。そこで、「このチャンネルとこのチャンネルは一緒に見たい人が多いだろうから、セットでお得に提供しよう」というのが、今回のバンドルプランの考え方です。
ViuはK-POPや韓国ドラマ、タイのコンテンツに強く、特に女性層からの支持が厚いと言われています。一方、iQiyi Internationalは中国のドラマや映画、アニメーションに定評があります。この二つが手を組むことで、それぞれの強みを補完し合い、より幅広い視聴者のニーズに応えようとしているわけです。
視聴者からすれば、これまで別々に契約していたサービスが一つにまとまることで、管理が楽になり、何より料金がお得になる可能性があります。サービスを提供する側から見ても、新規顧客の獲得はもちろん、既存顧客の「解約」を防ぐ効果も期待できます。動画配信サービスは、一度契約しても、見たいコンテンツがなくなるとすぐに解約されてしまう「チャーン(解約率)」が大きな課題だからです。
これは、単なる割引戦略以上の意味を持っています。アジア市場における動画配信サービスの生き残り戦略、そして視聴者の利便性を追求する動きが、今後さらに加速していく予兆とも言えるでしょう。
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参考引用
“ViuとiQiyi Internationalがストリーミングバンドルを開始
― Deadline
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