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国内2026/6/28 7:00:00
82歳が活躍する「定年なし」の職場 働くシニアと女性 その輝きは社会を強靭化する

82歳が活躍する「定年なし」の職場 働くシニアと女性 その輝きは社会を強靭化する

出典: 産経新聞 (原典を開く)

ニュース概要

内閣府が公開した令和8年版高齢社会白書によると、15歳以上の働く意思がある人の数を示す労働力人口は7年時点で7004万人だが、このうち65~69歳は403万人、70歳以上は557万人いる。全体に占める65歳以上の割合は13.7%と無視できない数字だ。厚生労働省によると、労働力人口の半数近い3200万人(45.7%)は女性が占める。

解説

「まだまだ働きたい!」そんな意欲あふれるシニア世代や女性が、社会を力強く支えている現状をご存知でしょうか。内閣府の「高齢社会白書」によると、2027年には、働く意欲のある人(労働力人口)のうち、65歳以上の方がなんと約960万人もいるというのです。これは、働く人全体の1割以上にあたる、無視できない大きな存在感です。さらに、働く人全体の半分近く、約3200万人は女性が占めています。まさに、ベテランの知恵と経験を持つシニアの方々、そして多様な視点を持つ女性たちが、それぞれの場所で活躍し、社会全体をぐっと強くしてくれているのです。

「定年」という言葉を聞くと、もう仕事は終わり、というイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし、今の時代、80代で現役バリバリという方も珍しくありません。彼らの経験や知識は、若い世代にとっては貴重な財産です。分からないことを丁寧に教えてくれたり、長年の経験からくる的確なアドバイスをしてくれたり。こうした「教える」という役割も、社会にとっては大きな力になります。また、女性の活躍も目覚ましいものがあります。これまで、子育てや家事との両立が難しかった職種でも、働き方の工夫や制度の整備が進み、多くの女性が能力を発揮できるようになってきました。多様な人材が集まる職場は、新しいアイデアが生まれやすく、変化にも強い、まさに「強靭」な組織と言えるでしょう。

こうしたシニアや女性の活躍は、単に人手不足を補うというだけでなく、社会全体の活力を高めることにつながります。彼らが働くことで得られる収入は、消費を活性化させ、経済にも良い影響を与えます。また、社会とのつながりを持つことは、働く本人たちの生きがいや健康維持にもつながり、より豊かな人生を送る手助けとなります。まさに、社会全体にとって、そして働く一人ひとりにとっても、嬉しい「 win-win 」の関係なのです。

関連データ

2027年の労働力人口(15歳以上)
7004万人
出典:内閣府 高齢社会白書(令和8年版)
2027年の65~69歳の労働力人口
403万人
出典:内閣府 高齢社会白書(令和8年版)
2027年の70歳以上の労働力人口
557万人
出典:内閣府 高齢社会白書(令和8年版)
2027年の労働力人口に占める65歳以上の割合
13.7%
出典:内閣府 高齢社会白書(令和8年版)
労働力人口に占める女性の割合
45.7%(約3200万人)
出典:厚生労働省

今後の予測

今後、シニア世代と女性の活躍はますます進むと考えられます。企業側は、定年制度の見直しや、柔軟な働き方(短時間勤務、テレワークなど)の導入をさらに加速させるでしょう。これにより、これまで「働く」ことを諦めていた層も、再び社会との接点を持つ機会が増える可能性があります。また、AIやロボット技術の進化は、高齢者や女性にとって、身体的な負担が少ない、あるいはより専門性を活かせる仕事を生み出すかもしれません。一方で、こうした変化に対応できるスキルを持つ人材の育成や、社会全体の意識改革が追いつかないという課題も出てくるかもしれません。特に、世代間の価値観の違いや、多様な働き方を受け入れる土壌が十分に育っていない職場では、摩擦が生じる可能性も否定できません。政府や企業は、こうした課題にも目を向け、誰もが活躍できる社会の実現に向けて、継続的な努力が求められるでしょう。

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参考引用

82歳が活躍する「定年なし」の職場

産経新聞
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