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国内2026/6/28 8:30:00
須恵器と埴輪に「ふれて見よう、なでて見よう」 奈良・橿原市博物館が企画、新しい発見を

須恵器と埴輪に「ふれて見よう、なでて見よう」 奈良・橿原市博物館が企画、新しい発見を

出典: 産経新聞 (原典を開く)

ニュース概要

歴史に憩(いこ)う橿原市博物館(奈良県橿原市川西町)で、直径約1メートルの須恵器(すえき)の大型甕(かめ)と、埴輪(はにわ)の計2点に触れながら鑑賞することができる企画「『ふれて見よう』『なでて見よう』」が行われ、来館者の人気を集めている。

解説

奈良県橿原市にある「歴史に憩う橿原市博物館」で、ちょっと変わった面白い企画が開催されています。その名も「『ふれて見よう』『なでて見よう』」。なんと、普段は見るだけで触ることができない、貴重な歴史の品々に実際に触れることができるんです。

今回触れることができるのは、直径1メートルもある大きな「須恵器(すえき)」の甕(かめ)と、おなじみの「埴輪(はにわ)」の2点です。須恵器というのは、今から1500年くらい前に作られた、ちょっと黒っぽい、硬い焼き物です。昔は、お米を保存したり、お酒を作ったりするのに使われたと考えられています。そして埴輪は、お墓の周りに並べられた、色々な形をした土器のこと。お葬式で使われたり、故人を守ったりする役割があったと言われています。

博物館というと、静かに展示品を眺めるのが一般的ですよね。でも、この企画では、その歴史的な品物に直接手で触れることができるんです。きっと、表面のザラザラした感じや、ひんやりとした感触、そしてその重みなどを肌で感じることができるのでしょう。教科書で写真を見るだけでは分からない、新たな発見があるかもしれません。「この須恵器、思ったよりゴツゴツしてるな」とか、「埴輪のこの部分は、職人さんが丁寧に作ったんだろうな」といった、五感を使った学びは、きっと記憶に深く残るはずです。

昔の人たちが、どんな思いでこれらの物を作って使っていたのか。触れることで、そんな想像力がかき立てられるのではないでしょうか。博物館が、もっと身近で、もっと親しみやすい場所になる、そんな素敵な試みだと思います。来館者の方々にも、とても好評だそうですよ。

関連データ

展示品
須恵器の大型甕(直径約1メートル)、埴輪 計2点
出典:歴史に憩う橿原市博物館

今後の予測

この「触れる博物館」の試みは、今後他の博物館にも広がる可能性があります。特に、子供向けの教育プログラムや、視覚障がいのある方々への配慮として、触れる展示は非常に有効です。触れることで、展示品の形や質感、大きさをより具体的に理解できるようになるため、学習効果が高まることが期待されます。一方で、貴重な文化財を実際に触れることによる劣化のリスクも考慮する必要があります。そのため、触れることができる期間を限定したり、展示品をレプリカにしたり、あるいは特別な保護措置を講じたりするなど、慎重な検討が必要となるでしょう。博物館側は、来館者の満足度を高めつつ、文化財を長期的に保存するという二つの課題を両立させるための、新しい展示方法を模索していくことになるのではないでしょうか。

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参考引用

「ふれて見よう」「なでて見よう」

産経新聞
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