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テクノロジー2026/6/12 7:00:00
コールドメール配信プラットフォーム「Benri.ai」、AIとの会話でターゲット選定から文面作成まで完結する「AIモード」リリース

コールドメール配信プラットフォーム「Benri.ai」、AIとの会話でターゲット選定から文面作成まで完結する「AIモード」リリース

出典: ASCII.jp (原典を開く)

ニュース概要

enri.ai株式会社は6月8日に、同社が提供するコールドメール配信プラットフォーム「Benri.ai」において、AIエージェントとの対話を通じて新規開拓営業の準備を実施する新機能「AIモード」を正式リリースした。

解説

皆さんは「コールドメール」という言葉をご存知でしょうか? これは、面識のない相手に初めて送る営業メールのことを指します。アポイントメントを取ったり、自社の製品やサービスを紹介したりするために使われる、昔ながらの営業手法の一つです。しかし、このコールドメール、闇雲に送ってもなかなか成果にはつながりません。なぜなら、誰に、どんな内容で送るかが非常に重要だからです。

今回、Benri.aiという会社がリリースした新機能「AIモード」は、まさにこのコールドメールの課題を解決しようとするものです。この機能のすごいところは、AIと会話するだけで、営業メールを送る相手(ターゲット)を選んだり、実際に送るメールの文章を作ったりする作業が完結してしまう点にあります。これまでは、営業担当者が膨大な時間と手間をかけて行っていた作業です。例えば、自社の製品がどんな企業に役立つかを考え、インターネットでそのような企業を探し、さらにその企業の担当者のメールアドレスを調べて、そしてようやく、その企業に響くようなメール文面を何パターンも考える必要がありました。

しかし、AIモードを使えば、AIがこれらのプロセスを大幅に効率化してくれます。AIに「こういう製品を扱っていて、こんな課題を解決できます」と伝えれば、AIが「では、こういう業界のこういう規模の企業が良いでしょう」「メールの件名はこうして、本文ではこんなメリットを強調しましょう」といった提案をしてくれるわけです。これは、まるで優秀な営業アシスタントが常に隣にいるようなものです。特に、中小企業やスタートアップ企業のように、営業に割ける人員や時間が限られている会社にとっては、非常に大きな助けとなるでしょう。

この技術の背景には、近年のAI、特に自然言語処理技術の進化があります。AIがまるで人間のように言葉を理解し、文章を生成する能力が高まったからこそ、このような機能が実現できるようになりました。これにより、営業担当者は、メール作成やターゲット選定といった定型的な作業から解放され、より人間的なコミュニケーションや、複雑な商談のクロージングといった、AIにはまだ難しい領域に集中できるようになります。営業の形が大きく変わるきっかけになるかもしれません。

関連データ

コールドメールの平均開封率
約15〜25%(業界やターゲットによる)
出典:Salesforce Research
コールドメールの平均返信率
約1〜5%(業界やターゲットによる)
出典:HubSpot Blog
BtoB営業担当者の週平均メール送信数
約100〜200通
出典:LinkedIn Sales Solutions
AIによる営業支援ツールの市場成長率(2023-2028)
年平均成長率20%以上
出典:Grand View Research

今後の予測

この「AIモード」の登場は、新規開拓営業のあり方を大きく変える可能性を秘めています。

一つのシナリオとしては、多くの企業がAIを活用した営業支援ツールを導入し、営業効率が劇的に向上するでしょう。特に人手が不足している中小企業では、AIが営業担当者の役割の一部を担うことで、これまで手が回らなかった新規顧客開拓にも積極的に取り組めるようになります。結果として、市場全体のビジネスチャンスが拡大するかもしれません。営業担当者は、AIが作成したメールを基に、より質の高いパーソナルなフォローアップや、複雑な課題解決型の提案に集中できるようになるでしょう。

別のシナリオとしては、AIによるコールドメールが氾濫し、受け取る側の企業がAIからのメールに慣れてしまい、開封率や返信率が低下する可能性も考えられます。そうなると、AIはさらに高度なパーソナライズや、より人間らしい自然な文章生成能力が求められるようになります。また、AIを使いこなせる企業とそうでない企業との間で、営業成果に大きな格差が生まれることも予想されます。

最終的には、AIはあくまで「ツール」であり、それをどのように活用し、人間の営業担当者がどのような価値を付加していくかが、成功の鍵となるでしょう。

ニュースタイムライン

  1. 2026年6月6日

    AIプラットフォームを運用し続けるための可観測性

    はてなブックマーク IT

  2. 2026年6月9日

    キャラクター活用の行動変容プラットフォーム「キャラミクス」Headline Asiaから1億円調達

    THE BRIDGE

  3. 2026年6月10日

    SynergyAI、マーケティング自動化SaaS「SynMarke(シンマーケ)」を正式リリース。対応プラットフォームを大幅拡張し、SNS発信の自動化をワンストップで実現

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  4. 2026年6月10日

    Microsoft、AI特化のプラットフォーム「Project Solara」がもたらすパラダイムシフト

    gihyo.jp

  5. 2026年6月11日

    サイバーセキュリティクラウド、AI利用を可視化・制御するガバナンスプラットフォーム「AI MONBAN」

    クラウド Watch

  6. 2026年6月11日

    ドコモビジネスが「docomo business SIGN VPaaS」発表、旧型カメラもつながる映像AIプラットフォーム

    ケータイ Watch

  7. 2026年6月11日

    ダイナミックマッププラットフォーム、高精度3次元地図データを提供 国際基準に対応した自動運転・ADAS開発を支援

    ASCII.jp

  8. 2026年6月12日

    Hacobu、AIテスト自動化プラットフォーム「MagicPod」を導入--品質担保のための運用基盤を構築(ZDNET Japan)

    Yahoo!ニュース IT

  9. 2026年6月12日

    ファンコミュニケーション・プラットフォーム「FaveConnect」を活用し、INSRiAオフィシャルサイトがオープン!

    ASCII.jp

  10. 2026年6月12日

    NTTドコモビジネス、コストと安全性を両立した映像AIプラットフォーム「docomo business SIGN VPaaS」

    クラウド Watch

参考引用

AIエージェントとの対話を通じて新規開拓営業の準備を実施する新機能「AIモード」を正式リリースした。

ASCII.jp
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