
画像: Pixabay
「大学は学びたいことができたときに行くもの」18歳で上京し女優&モデル→25歳で早稲田に入学した彼女の選択 | キャリア・教育 | 東洋経済オンライン
ニュース概要
高校卒業後、芸能の道に進んだ香椎康子さん。自らの「学びたい」を見つけた24歳のときに早稲田大学の受験を決意します。なぜそのタイミングで大学を目指したのか、人生の経験がどのように学びへとつながったのか…
解説
皆さんは「大学に行くタイミング」について、考えたことはありますか?高校を卒業してすぐに大学に進むのが一般的なルートだと感じる人が多いかもしれません。でも、今回ご紹介する香椎康子さんのキャリアは、そうした常識とは一味違います。彼女は高校卒業後すぐに芸能界へ飛び込み、女優やモデルとして活動。そして24歳で「学びたいこと」を見つけ、早稲田大学に合格しました。
香椎さんの選択は、「大学は学びたいことができたときに行くもの」という、とても本質的なメッセージを私たちに投げかけています。高校を卒業したばかりの18歳で、将来何を学びたいか、どんな道に進みたいか、明確な答えを持っている人は意外と少ないものです。多くの人が「とりあえず」で大学に進み、入学後に自分の興味関心と学ぶ内容が合わないと感じることも少なくありません。これは、大学が「キャリアへのステップ」という側面だけでなく、「自己探求の場」という側面も持っているからこそ起こりうることでしょう。
彼女の場合、芸能界での様々な経験が、かえって「本当に学びたいこと」を鮮明にしたようです。社会に出て多様な人々と出会い、多くの仕事に触れる中で、漠然とした興味が具体的な学問分野へと変わっていったのでしょう。こうした「回り道」に見える経験こそが、大学での学びをより深く、意味あるものにするための肥やしとなることがあります。つまり、人生経験が豊富なほど、大学で得られる知識や視点も豊かになる、という見方もできるわけです。
近年、社会人の学び直し、いわゆる「リカレント教育」が注目されています。これは、一度社会に出た人が、キャリアアップやキャリアチェンジのために再び教育機関で学ぶことを指します。香椎さんのケースは、まさにこのリカレント教育のひとつの形と捉えることもできます。年齢やキャリアに関わらず、学びたいと思った時に学ぶ自由がある。そして、その学びが自分自身の人生をより豊かにするだけでなく、社会全体にとっても新しい価値を生み出すきっかけになる可能性があります。
彼女のストーリーは、私たち一人ひとりが「いつ、何を学ぶか」について、もっと自由に、そして主体的に考えていいのだと教えてくれます。画一的なレールに乗るだけではなく、自分自身の内なる声に耳を傾け、最適なタイミングで学びの扉を開くことの重要性を、改めて考えさせてくれる事例と言えるでしょう。
関連データ
今後の予測
香椎さんのようなキャリアパスは、今後さらに多様化していくと予測されます。まず、社会人の学び直しが一般化することで、「大学は新卒が行く場所」という固定観念が薄れ、様々な年齢層の学生がキャンパスで学ぶようになるでしょう。これにより、大学側も多様なニーズに応えるため、夜間やオンラインでの講座拡充、社会人向けの専門プログラム開発に力を入れる可能性があります。
次に、キャリア形成においても、一度の就職で人生が決まるという考え方から、複数のキャリアを経験し、その都度スキルや知識をアップデートしていく「ポートフォリオキャリア」のような考え方が主流になるかもしれません。学びたいことが見つかった時に、企業を一度離れて大学に戻ったり、働きながらオンラインで専門知識を習得したりする選択肢が、より当たり前になるでしょう。これは個人のキャリアの柔軟性を高めるだけでなく、企業側も多様なバックグラウンドを持つ人材を受け入れることで、組織の活性化につながると考えられます。
ニュースタイムライン
2026年6月11日
「9÷25」を5秒で誰でも簡単に解けるワザ 解けた瞬間「気持ちいい!」と叫びたくなる驚きの"計算方法" | キャリア・教育 | 東洋経済オンライン東洋経済オンライン
2026年6月11日
雑談をまったくしないとどうなるか? 「職場の人間関係」に疲れて孤独を選んだ男性が"まさかのピンチ"に直面 | キャリア・教育 | 東洋経済オンライン東洋経済オンライン
2026年6月11日
中国と亡命チベットの教科書"1959年"扱いの違い チベットでは「歴史を分けた節目」でも中国では「記載さえされない」背景 | キャリア・教育 | 東洋経済オンライン東洋経済オンライン
2026年6月11日
日本的温情経営の祖~明治一オモロイ経営者・朝吹英二②『明治実業家の知識・見識・胆識』特別編 | キャリア・教育 | 東洋経済オンライン東洋経済オンライン
2026年6月14日
突如として中国の歴史書から倭国の記述が消えた《空白の4世紀》 その直前の古代日本では何が起きていたのか | キャリア・教育 | 東洋経済オンライン東洋経済オンライン
2026年6月14日
〈マネジメント 再設計のススメ①〉管理職の悩み「AIによって若手は考えなくなっていく」は本当なのか | キャリア・教育 | 東洋経済オンライン東洋経済オンライン
2026年6月14日
「"豆ご飯用の豆"がない?」関西出身の生活史研究家が東京で気づいた"ご当地食材"の地域差〜47都道府県おいしいもの巡り | ライフ | 東洋経済オンライン東洋経済オンライン
2026年6月14日
トゥキディデスと司馬遷が語る世界史の分岐点―覇権国家の興亡と秩序・安定、その歴史観の違いから米中関係を読み解く | 政治・経済・投資 | 東洋経済オンライン東洋経済オンライン
2026年6月14日
年2万円切られる? 青切符と自転車の未来、「自転車の社会的費用」をどのように考えるべきか | ビジネス | 東洋経済オンライン東洋経済オンライン
2026年6月14日
香道をテーマにした漫画・アニメを世界へ…二十一世家元がブチ上げるビジョンにビジネス界のキーパーソンも熱視線 | ライフ | 東洋経済オンライン東洋経済オンライン
参考引用
記事AI質問チャット
PREMIUMこの記事についてAIが質問に答えます。背景・要約・影響まで深堀り。
ログインして利用🛡️ 読者ファクトチェック0
読者が投稿し、管理者承認後に表示される事実確認情報
まだ承認済みのファクトチェックはありません。
関連記事

〈マネジメント 再設計のススメ①〉管理職の悩み「AIによって若手は考えなくなっていく」は本当なのか | キャリア・教育 | 東洋経済オンライン
2026/6/14

突如として中国の歴史書から倭国の記述が消えた《空白の4世紀》 その直前の古代日本では何が起きていたのか | キャリア・教育 | 東洋経済オンライン
2026/6/14

香道をテーマにした漫画・アニメを世界へ…二十一世家元がブチ上げるビジョンにビジネス界のキーパーソンも熱視線 | ライフ | 東洋経済オンライン
2026/6/14

年2万円切られる? 青切符と自転車の未来、「自転車の社会的費用」をどのように考えるべきか | ビジネス | 東洋経済オンライン
2026/6/14

トゥキディデスと司馬遷が語る世界史の分岐点―覇権国家の興亡と秩序・安定、その歴史観の違いから米中関係を読み解く | 政治・経済・投資 | 東洋経済オンライン
2026/6/14
こんな記事も読まれています
コメント (0)
まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみましょう。
この記事について疑問がありますか?
事実誤認や不適切な内容について通報できます (要ログイン)。
異議申し立て・通報



