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「Chromium」の画像デコードをRustに ~脆弱性削減、処理時間も最大50%短縮(窓の杜)
ニュース概要(出典記事の要点)
「Chromium」をベースとした「Microsoft Edge」や「Google Chrome」といったWebブラウザーで、画像デコーダーをメモリ安全な言語「Rust」で書き換える取り組み(rus
※ 上記は出典記事の要約です。本サイト独自の分析・背景解説は下記をご覧ください。
3行まとめ
- Chromiumの画像処理をRustで書き換えへ
- 脆弱性対策と処理速度向上を目指す
- ChromeやEdgeなどへの適用が期待される
解説
皆さんが普段使っているインターネットブラウザ、例えばGoogle ChromeやMicrosoft Edge。これらは「Chromium(クロミウム)」という、オープンソース(誰でも自由に使える・改良できる)のプログラムを元に作られています。このChromiumで、今、ある大きな変化が起きようとしています。
それは、画像を表示するための仕組み(画像デコーダー)を、新しいプログラミング言語「Rust(ラスト)」で書き直そうという動きです。なぜそんなことをするのでしょうか?
一番の理由は「安全性を高めるため」です。今、Chromiumで使われている画像デコーダーの多くは、昔からある「C++(シープラスプラス)」という言語で作られています。C++はとてもパワフルで色々なことができるのですが、プログラマーが少しでも間違えると、コンピューターが予期せぬ動きをしたり、悪意のある攻撃を受けやすくなったりする「脆弱性(ぜいじゃくせい)」という弱点が生じやすいという特徴があります。特に、インターネットから様々な画像を取り込んで表示する際に、この部分が狙われやすいのです。
そこで注目されているのが「Rust」です。Rustは、C++のようなパワフルさを持ちながらも、「メモリ安全」といって、プログラマーのミスで起こる脆弱性が生まれにくいように設計されています。つまり、Rustを使うことで、ブラウザのセキュリティがより強固になることが期待できるのです。
さらに、嬉しいことに、Rustで書き換えることで、画像を表示するスピードも速くなる可能性があるとのこと。具体的には、処理時間が最大で半分になるという報告もあります。皆さんがWebサイトを見たり、動画を見たりする際に、画像がサクサク表示されるようになれば、より快適にインターネットを使えるようになりますよね。
この取り組みは、まずChromiumのプロジェクト内で進められていますが、将来的には、Chromiumを元に作られているGoogle ChromeやMicrosoft Edgeといった、皆さんがよく知るブラウザにも取り入れられていく可能性があります。インターネットの「裏側」で、より安全で速い体験のために、こんな地道な改良が進んでいるんですね。
今後の予測
ニュースタイムライン
2026年6月21日
「Microsoft Edge」v149.0.4022.80が公開、「Chromium」由来の脆弱性28件を修正/深刻度「緊急」は5件窓の杜
2026年6月25日
Chromium(V8)のArray.prototype.flatをバルクコピーでさらに約5倍高速化したZenn
2026年6月29日
「Microsoft Edge」v149.0.4022.96が公開、「Chromium」由来の脆弱性14件を修正(窓の杜)Yahoo!ニュース IT
参考引用
“「Chromium」の画像デコードをRustに
― Yahoo!ニュース IT
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