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テクノロジー2026/6/12 18:06:37
「Web3はBaaSの延長線上にある」ーみんなの銀行5周年、頭取が語った”接続”戦略(NADA NEWS)

「Web3はBaaSの延長線上にある」ーみんなの銀行5周年、頭取が語った”接続”戦略(NADA NEWS)

出典: Yahoo!ニュース IT (原典を開く)

ニュース概要

ふくおかフィナンシャルグループ傘下の「みんなの銀行」は6月12日、都内で開業5周年を記念した記者発表を行った。同行取締役頭取の永吉健一氏が、銀行機能を外部企業へ提供するBaaS(バース、Banking

解説

皆さんは「銀行のサービス」と聞くと、どんなことを思い浮かべますか? 窓口での手続き、ATMでお金を引き出す、インターネットバンキングで振り込みをする、といったことが一般的かもしれませんね。でも、最近の銀行は、もっと新しい形で私たちの生活に溶け込もうとしています。

今回ご紹介するのは、ふくおかフィナンシャルグループ傘下の「みんなの銀行」が取り組む、ちょっと変わった銀行の形です。彼らは開業5周年を迎え、その中で「BaaS(バース)」という考え方を特に強調しています。BaaSというのは、「Banking as a Service」の略で、簡単に言えば、銀行が持っているお金のやり取りや口座管理といった基本的な機能を、他の色々な会社に「部品」のように提供することです。例えば、アパレル企業が自社アプリの中に、みんなの銀行の決済機能を組み込んで、服の購入から支払いまでをアプリ内で完結させる、といったイメージです。

これまでの銀行は、自分たちの店舗やアプリを通じて直接お客さんにサービスを提供することが中心でした。しかし、BaaSは、銀行が裏方に徹して、他の会社が提供するサービスの中で、銀行の機能が自然に使えるようにするものです。これにより、私たちは普段使っているアプリやサービスから離れることなく、銀行の機能を利用できるようになります。例えば、フリマアプリで物を売ったお金が、そのアプリ内で直接使える電子マネーになったり、ゲームアプリの課金がもっとスムーズになったりするかもしれません。

みんなの銀行の頭取である永吉健一さんは、このBaaSの先に「Web3」という次世代のインターネットの形を見据えていると話しています。Web3は、ブロックチェーンという技術を使って、インターネット上の情報のやり取りを、もっと透明で、ユーザー自身が管理できるものにしようとする動きです。BaaSで銀行の機能を色々なサービスに「接続」していくことで、将来的にWeb3の世界でも、みんなの銀行のサービスが重要な役割を果たす可能性がある、と考えているわけです。

銀行が単なる「お金を預かる場所」から、「色々なサービスをつなぐハブ」へと進化しようとしている。これは、私たちの生活の中で、お金の管理や支払いがもっと便利で、気づかないうちにスムーズになる未来を示しているのかもしれませんね。銀行が私たちの生活に、もっと身近で、もっと自然な形で関わっていく。そんな新しい銀行の姿に注目です。

関連データ

みんなの銀行開業日
2021年5月28日
出典:みんなの銀行 公式サイト
BaaS提供数
複数社へ提供中
出典:NADA NEWS
ふくおかフィナンシャルグループの総資産
約29.7兆円(2024年3月末時点)
出典:ふくおかフィナンシャルグループ 決算短信
国内のモバイルバンキング利用率
約60%(2023年時点、主要銀行平均)
出典:日本銀行「決済動向」関連資料より推計

今後の予測

今後の銀行業界では、みんなの銀行が示すようなBaaS(Banking as a Service)の動きがさらに加速すると考えられます。一つ目のシナリオとして、多くのフィンテック企業や非金融企業が、銀行機能を手軽に導入できるようになることで、これまで銀行サービスとは縁遠かった分野でも新たな金融サービスが生まれるでしょう。例えば、ゲーム会社がゲーム内通貨と連動した銀行口座機能を提供したり、ECサイトが独自の決済・融資サービスを強化したりする可能性も考えられます。

二つ目のシナリオは、銀行同士の競争軸が「自社アプリの使いやすさ」から「他社サービスへの組み込みやすさ」へと変化することです。BaaSの提供能力やAPI(異なるシステムをつなぐ仕組み)の柔軟性が、銀行の競争力としてより重要になるでしょう。これにより、銀行は自社の顧客だけでなく、提携先の顧客にも間接的にアプローチできるようになり、顧客基盤を拡大する新たな道が開かれます。

一方で、BaaSの普及は、セキュリティリスクや法規制の複雑化といった課題も生み出す可能性があります。多様な企業が銀行機能を利用するようになるため、データの保護やマネーロンダリング対策などがより一層重要になります。規制当局は、この新しい動きに対応するための枠組みを慎重に検討していくことになるでしょう。最終的には、私たちの生活に、よりシームレスで安全な金融サービスが浸透していくことが期待されます。

ニュースタイムライン

  1. 2026年6月11日

    ドコモとタイミー、金融サービスで協業 住信SBIネット銀のBaaS活用(Impress Watch)

    Yahoo!ニュース IT

  2. 2026年6月11日

    zERC20、JPYC対応のプライバシー送金用トークン「zJPYC」をローンチ(NADA NEWS)

    Yahoo!ニュース IT

  3. 2026年6月11日

    WIZE、SOLを1億円追加取得──保有規模は世界13位相当に(NADA NEWS)

    Yahoo!ニュース IT

  4. 2026年6月12日

    みんなの銀行、複数口座に対応 APIエコノミーでBaaS本格拡大(Impress Watch)

    Yahoo!ニュース IT

  5. 2026年6月12日

    SECのNMS規則撤廃案、トークン化米国株に追い風か(NADA NEWS)

    Yahoo!ニュース IT

  6. 2026年6月12日

    マトリックス法によるテクニカル分析(2026/6/12)底打ちか?底割れか?まだ勝負はついていない【楽天ウォレット】(NADA NEWS)

    Yahoo!ニュース IT

  7. 2026年6月13日

    gumi、国内最大のXRP運用事業者目指す──保有140億円の暗号資産移行へ(NADA NEWS)

    Yahoo!ニュース IT

  8. 2026年6月13日

    暗号資産投資家、SpaceXのトークン化IPOに5億ドル超を申し込むも株式は届かず【価格分析】(NADA NEWS)

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  9. 2026年6月13日

    夏枯れか、それとも選挙相場か──ビットコイン市場が迎える8〜9月の正念場【エックスウィン】(NADA NEWS)

    Yahoo!ニュース IT

  10. 2026年6月14日

    ドージコインは60日ぶり高値──WSJがSpaceX上場でイーロン・マスク氏を世界初の1兆ドル長者と報じる【価格分析】(NADA NEWS)

    Yahoo!ニュース IT

参考引用

Web3はBaaSの延長線上にある

Yahoo!ニュース IT

銀行機能を外部企業へ提供するBaaS

Yahoo!ニュース IT
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