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円相場 約39年半ぶりの円安水準に迫る 市場介入の警戒も
出典: NHK (原典を開く)
ニュース概要
22日のニューヨーク外国為替市場では、アメリカのFRB=連邦準備制度理事会による利上げ観測などを背景に円売りドル買いの動きが進み、円相場は一時、1ドル=161円90銭台まで値下がりし、およそ39年半ぶ…
解説
円が、またまた大きく下がっていますね! 22日のニューヨーク市場では、1ドルが161円90銭台まで値下がりしました。これは、なんと約39年半ぶりの、びっくりするような円安水準です。
どうしてこんなことになっているのでしょうか? 主な理由は、アメリカの中央銀行であるFRB(連邦準備制度理事会)が、これからも金利を高いままにしておくだろう、という見方が広がっているからです。金利が高いと、その国の通貨は「お得」なので、買われやすくなります。逆に、日本はアメリカほど金利が上がっていないので、円は売られやすくなっている、というわけです。
円安が進むと、私たちのお財布にはどんな影響があるのでしょうか? まず、海外旅行に行くときは、以前より多くのお金が必要になります。たとえば、100ドルのお土産を買うのに、前は1万5000円くらいで買えたのが、最近だと1万6000円以上かかる、といった具合です。
一方で、輸出をしている会社にとっては、海外で売れる製品が相対的に安くなるので、有利になることもあります。しかし、原材料の多くを海外から輸入している会社にとっては、仕入れコストが上がってしまうので、商品やサービスの値段が上がる原因にもなりかねません。
このまま円安が進むと、政府や日本銀行は、円を買い支えるための「市場介入」に踏み切るのではないか、という警戒感も高まっています。市場介入とは、政府が自国通貨を買い支えるために、外国為替市場で大量の円を買い、ドルなどを売ることを指します。過去にも、急激な円安を食い止めるために行われたことがあります。もし介入があれば、一時的に円高に振れる可能性もありますが、その効果がどれくらい続くかは、また別の話になってきます。
この円安、どこまで進むのか、そして政府の対応はどうなるのか、目が離せませんね。
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今後の予測
今後の円相場ですが、いくつかの見方が考えられます。
まず、FRBの利上げ観測が根強く残る限り、円安・ドル高の基調は続くと見る専門家は多いでしょう。特に、アメリカの経済指標が引き続き堅調な場合、円安はさらに進む可能性も否定できません。そうなれば、1ドル=165円といった、さらに円安が進んだ水準も視野に入ってくるかもしれません。
一方で、政府・日銀による市場介入への警戒感は、今後も高まる一方でしょう。もし、急激な変動や一定の節目を超えた場合、断固たる措置として介入が実施される可能性は十分にあります。介入が実施されれば、一時的ではありますが、円高方向に為替が動くことが予想されます。しかし、介入だけで根本的な円安の流れを変えるのは難しく、日米の金利差が解消されない限り、円安圧力はくすぶり続けると考えられます。
また、日本の国内経済の動向も無視できません。もし、国内でインフレがさらに進行し、日本銀行が追加利上げに動くような兆候が見えれば、円安の流れにブレーキがかかる可能性もあります。しかし、現状ではその可能性は低いと見られており、しばらくは海外の金利動向に大きく左右される展開が続きそうです。
ニュースタイムライン
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参考引用
“円相場 約39年半ぶりの円安水準に迫る
― NHK
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