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テクノロジー2026/6/13 6:00:15
シャープが「AQUOS」を中高価格帯へシフトする理由 メモリ高騰が直撃するエントリースマホの限界(ITmedia Mobile)

シャープが「AQUOS」を中高価格帯へシフトする理由 メモリ高騰が直撃するエントリースマホの限界(ITmedia Mobile)

出典: Yahoo!ニュース IT (原典を開く)

ニュース概要

AQUOSシリーズを展開するシャープは、6月9日に事業説明会を開催。スマホの性能別構成比を、中高価格帯にシフトしていく方針を明かした。2025年度は「AQUOS wish」シリーズの割合が6割を占め

解説

シャープがスマートフォン「AQUOS」シリーズの戦略を大きく変えようとしています。これまでは、誰もが手に取りやすい手頃な価格帯のスマホ、いわゆるエントリーモデルにも力を入れてきましたが、今後は少し値段が高めの「中高価格帯」の製品に力を入れていく方針を発表しました。これは、私たちのスマホ選びにも影響を与えるかもしれません。

なぜシャープはこのような方向転換をするのでしょうか?一番大きな理由として挙げられているのが、スマホの部品、特に「メモリ」の値段が世界的に高くなっていることです。メモリは、スマホがアプリを動かしたり、たくさんの情報を一時的に記憶したりするために必要不可欠な部品です。このメモリの価格が高騰すると、当然、スマホを作るコストも上がってしまいます。

特に、手頃な価格のエントリーモデルは、少しのコスト増でも利益が出にくくなってしまいます。例えば、1万円のスマホで部品代が1000円上がれば、利益率は大きく下がります。しかし、10万円のスマホなら、1000円の部品代アップは吸収しやすいですよね。シャープも、このコスト増に苦しみ、エントリーモデルの「AQUOS wish」シリーズの割合を減らし、より利益率の高い中高価格帯モデルに注力することで、事業の安定を図ろうとしているのです。

この動きは、シャープだけの問題ではありません。世界中のスマホメーカーが、半導体不足や部品価格の高騰という共通の課題に直面しています。特に、日本市場では、NTTドコモなどの通信キャリアが、スマホの販売方法を見直しており、以前のように「実質0円」のような大幅な値引きが難しくなっています。これも、メーカーがエントリーモデルで利益を出しにくくなっている一因です。

私たち消費者にとっては、手頃な価格で高性能なスマホを選ぶ選択肢が少し減ってしまう可能性もあります。しかし、一方で、シャープが中高価格帯に注力することで、より高品質で魅力的なAQUOSスマホが登場する可能性も考えられます。カメラ性能やディスプレイの美しさ、バッテリーの持ちなど、価格に見合った満足感を提供できるかどうかが、今後のシャープの鍵となるでしょう。スマホ市場全体のトレンドとしても、ただ安いだけでなく、自分に合った機能や体験を重視する動きが強まっているのかもしれません。

関連データ

シャープのスマホ事業方針
中高価格帯へのシフト
出典:シャープ事業説明会(2024年6月9日)
2025年度のAQUOS wishシリーズ構成比(予測)
6割減
出典:シャープ事業説明会(2024年6月9日)
シフトの主な理由
メモリ高騰
出典:ITmedia Mobile
一般的なスマートフォンの部品原価
販売価格の約3割〜5割
出典:各種市場調査レポート

今後の予測

シャープの中高価格帯へのシフトは、今後のスマホ市場にいくつかの影響を与える可能性があります。

**シナリオ1:高価格帯モデルの競争激化と差別化の加速** シャープが中高価格帯に注力することで、同価格帯の他社製品(例えばソニーのXperiaやGoogle Pixelなど)との競争が激化すると考えられます。シャープは、AQUOS独自のディスプレイ技術やカメラ性能、バッテリー持ちといった強みをさらに磨き上げ、明確な差別化を図る必要が出てくるでしょう。これにより、消費者はより高性能で個性的な製品を選べるようになるかもしれません。

**シナリオ2:エントリーモデル市場の再編と海外ブランドの台頭** シャープがエントリーモデルの割合を減らすことで、この価格帯の市場には空白が生まれる可能性があります。この空白を、中国や台湾のメーカーが提供する、コストパフォーマンスに優れたスマホが埋めるかもしれません。結果として、日本市場のエントリーモデルは、海外ブランドの存在感がより一層高まる可能性があります。

**シナリオ3:中古・リファービッシュ市場の活性化** 新品のエントリーモデルの選択肢が減り、中高価格帯の製品が増えることで、中古スマホや整備済み品(リファービッシュ品)の需要が高まることも考えられます。手頃な価格でスマホを手に入れたい消費者にとって、これらの市場はより魅力的な選択肢となるでしょう。

ニュースタイムライン

  1. 2026年6月4日

    auオンラインショップ、「Xperia 10 VII」「AQUOS sense10」が機種変更で2万2000円引き 6月17日まで

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  2. 2026年6月10日

    [ITmedia Mobile] モトローラのエントリースマホ「moto g06」、Amazonで11%オフの約2.2万円【スマホお得情報】

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  3. 2026年6月10日

    [ITmedia Mobile] あのシャープが「ウェアラブル」に参戦? スマホ「AQUOS」新製品予告 詳細は16日に発表

    ITmedia 全カテゴリ

  4. 2026年6月11日

    [ITmedia Mobile] 新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載

    ITmedia 全カテゴリ

  5. 2026年6月11日

    新エントリースマホ「arrows We3」発表 コンパクトな高耐久ボディーに5000mAhバッテリーや新カメラを搭載(ITmedia Mobile)

    Yahoo!ニュース IT

  6. 2026年6月11日

    ドコモ「GALAXY S5 ACTIVE」と「AQUOS ZETA」で10月以降音声通話ができない恐れ、9月までの設定変更を案内

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  7. 2026年6月11日

    ドコモ「GALAXY S5 ACTIVE」と「AQUOS ZETA」で10月以降音声通話ができない恐れ、9月までの設定変更を案内(ケータイ Watch)

    Yahoo!ニュース IT

  8. 2026年6月12日

    [ITmedia Mobile] シャープが「AQUOS」を中高価格帯へシフトする理由 メモリ高騰が直撃するエントリースマホの限界

    ITmedia 全カテゴリ

  9. 2026年6月14日

    AQUOSスマホが6月16日に発表会予告! AQUOS R11? スマートウォッチも出る?

    ASCII.jp

参考引用

シャープが「AQUOS」を中高価格帯へシフトする理由

Yahoo!ニュース IT

メモリ高騰が直撃するエントリースマホの限界

Yahoo!ニュース IT
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