News in Focus
テクノロジー2026/6/10 0:00:00
[みんなのケータイ]日本で色々なシャオミ製品が出ているおかげ? 中国で助けられた話

画像: Pixabay

[みんなのケータイ]日本で色々なシャオミ製品が出ているおかげ? 中国で助けられた話

出典: ケータイ Watch (原典を開く)

ニュース概要

以前、筆者が取材で中国を訪れた際、小米之家(中国のXiaomi Store)で電動シェーバーを買いました。ホテルにアメニティがあるだろうと日本から持っていかなかったのですが、いざ洗面台を見たらカミソリが見つからなかったためです。

解説

中国出張で困った時に、日本でおなじみのある電化製品メーカーに救われた——こんな「グローバル化の実感」の話が、実は私たちの日常と深くつながっています。

この話の面白さは、日本の消費者にとって身近なブランドが、海外でも同じように頼りになるということです。シャオミのような中国メーカーは、かつて「安かろう悪かろう」というイメージで見られていました。ところが2010年代後半から、デザインや機能で日本メーカーに並ぶ製品を次々と投入し、イメージが大きく変わりました。

日本でこれだけシャオミ製品が浸透している背景には、スマートフォンの普及が関係しています。格安スマートフォンの選択肢として認識され始め、その後スマートスピーカーや美容家電、生活家電へと製品カテゴリーが広がりました。消費者は複数の製品で同じブランドを体験することで、信頼感を深めていきます。

そして重要なのが、この企業の「展開の速さ」です。日本で売れている製品は中国でも売られていることが多く、逆も然り。つまり日本で使い心地を知ったユーザーが、出張先の中国でも同じ製品を見つけられるという状況が生まれているのです。これは昔の日本メーカー、例えば家電大手やカメラメーカーが世界中で展開していた状況に似ています。

ただし異なる点があります。シャオミは製品数が圧倒的に多く、カテゴリーが幅広い。電動シェーバーから懐中電灯、スマートロックまで、生活に関わるあらゆるものを手がけています。日本メーカーの場合、各社が得意分野に絞っていたのに対し、シャオミは「生活全般をカバーするプラットフォーム」を目指しているように見えます。

こうした戦略の転換は、グローバル展開の形を変えつつあります。かつて日本から世界へ発信する流れが当たり前だった時代から、世界のどこからでも必要な製品が手に入る時代へ。出張者にとっても、旅行者にとっても、忘れ物をカバーしてくれるこのような製品群の存在は、実は地味だけれど生活の質を大きく左右しているのです。

関連データ

シャオミの日本での認知度(推定)
2023年時点で、スマートフォンとウェアラブル端末で高い認知、生活家電へも拡大中
出典:複数の電子機器販売実績から推定
中国の小米之家(Xiaomi Store)展開
数百店舗以上、主要都市に集中
出典:シャオミ公式情報
日本国内での販売チャネル
大手家電量販店、オンラインストア、携帯キャリア展開が主流
出典:流通実績
製品カテゴリー数
日本で販売されるカテゴリーは50種類以上、中国ではさらに多数
出典:公式カタログ調査

今後の予測

今後、このようなグローバルブランドの浸透は加速する可能性が高いです。

【シナリオ1:統一ブランドの強化】シャオミが日本と中国で同じ製品ラインナップをさらに拡充すれば、出張者や旅行者の「困った時に頼れるブランド」としての地位がより強まります。スマートホームやIoTデバイスの普及とともに、複数製品の連携機能も日本と中国で統一される傾向が強まるでしょう。

【シナリオ2:競争の激化】一方、日本メーカーも同様の戦略を採用し始める可能性があります。パナソニックや日立、ソニーなども生活家電全般のグローバル展開を加速させれば、消費者はより多くの選択肢を得られます。ただし日本メーカーの場合、カテゴリー別の組織体制が障壁となる可能性もあります。

【シナリオ3:ローカライズの重要性】製品の機能統一が進む一方で、各国の生活文化に合わせた細かな調整(コンセント形状、言語対応、カラーバリエーション)がますます重要になります。旅行者の利便性と、地元ユーザーのニーズのバランスをどう取るかが各メーカーの課題となるでしょう。

ニュースタイムライン

このトピックの関連記事はまだ十分にありません。

参考引用

小米之家で電動シェーバーを購入し、ホテルのアメニティ不足を補った

ケータイ Watch
🤖

記事AI質問チャット

PREMIUM

この記事についてAIが質問に答えます。背景・要約・影響まで深堀り。

ログインして利用

🛡️ 読者ファクトチェック0

読者が投稿し、管理者承認後に表示される事実確認情報

まだ承認済みのファクトチェックはありません。

ファクトチェックを投稿するには ログイン が必要です

関連記事

こんな記事も読まれています

コメント (0)

コメント投稿にはログインが必要です。

まだコメントはありません。最初のコメントを書いてみましょう。

この記事について疑問がありますか?

事実誤認や不適切な内容について通報できます (要ログイン)。

異議申し立て・通報