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business2026/6/6 20:00:00
冷凍野菜・果物の販売金額ランキング、1位枝豆に急接近!「5年で3.5倍」売り上げ増の2位は? - ニュースな本

冷凍野菜・果物の販売金額ランキング、1位枝豆に急接近!「5年で3.5倍」売り上げ増の2位は? - ニュースな本

出典: ダイヤモンド・オンライン (原典を開く)

ニュース概要

冷凍食品が進化している。栄養バランスに配慮した商品が増え、健康志向の消費者から絶大な支持を集めているのだ。7万人の買い物データが明らかにした、冷凍食品の意外な事実とは?※本稿は、マーケティングリサーチのインテージ『なぜ日本人は、それを選ぶのか?データで読み解く時間とお金の使い方』(朝日新聞出版)の一部を抜粋・編集したものです。

解説

冷凍食品というと、かつては「忙しい時の手抜き食」というイメージがありました。ところが今、この業界は大きく変わっています。栄養価を損なわない急速冷凍技術の進化、そして何より消費者の価値観の変化が、冷凍食品を「選ばれる食」へと押し上げているのです。

特に注目すべきは、冷凍野菜・果物の販売額が急速に伸びているという現象です。枝豆が1位の座を守る中、2位の商品が5年でなんと3.5倍もの売り上げ増加を記録しているというデータは、単なる数字ではなく、日本人の食卓の大きな転換を物語っています。

この背景にあるのは、主に3つの要因と考えられます。一つ目は「時間貧困」の深刻化です。働き方改革が進む一方で、実際には多くの人が忙しく、調理時間を確保しにくい状況が続いています。冷凍野菜なら、包丁を握る時間すら省ける。二つ目は「健康意識の高まり」です。新型コロナウイルスをきっかけに、免疫力や栄養バランスへの関心が一気に高まりました。冷凍食品は旬の野菜を急速冷凍するため、むしろ新鮮な状態の栄養が閉じ込められているという認識が広がっています。三つ目は「食品ロス削減」への社会的プレッシャーです。冷凍なら長く保管できるため、買った野菜を腐らせてしまう罪悪感がありません。

興味深いのは、どの商品が売り上げを伸ばしているのかということです。枝豆が不動の1位というのは、晩酒のおつまみとしての地位が確立されているからでしょう。対して、5年で3.5倍に成長した2位の商品は何なのか。記事ではその詳細を明かしていませんが、おそらくはブロッコリーやほうれん草といった栄養価の高い野菜、もしくはミックスベジタブルのような調理の手間を省けるセット商品の可能性が高いです。これらは、弁当のおかずや糖質制限食の材料として、特に健康志向層から支持されている可能性があります。

この傾向は、食卓に何が求められているのかを如実に示しています。もはや冷凍食品は『楽するためのもの』ではなく、『正しく食べるためのもの』へと進化しているのです。消費者の行動データを分析することで、こうした価値観の転換が可視化される。それが、7万人の買い物記録が教えてくれる、最も重要な教訓なのです。

関連データ

冷凍野菜・果物の販売額ランキング動向
2位の商品が過去5年間で約3.5倍の売上増加を記録。1位の枝豆がその座をおびやかされるまでの水準に急接近中
出典:インテージ『なぜ日本人は、それを選ぶのか?』
調査対象規模
7万人の買い物行動データを分析
出典:ダイヤモンド・オンライン
冷凍食品トレンド
栄養バランスに配慮した商品が健康志向層から支持を集める傾向が顕著化
出典:ダイヤモンド・オンライン

今後の予測

今後、冷凍野菜・果物市場は3つのシナリオで展開する可能性があります。

【シナリオ1:プレミアム化の加速】最も可能性が高いのは、冷凍食品がさらに高級化していく道です。有機野菜を急速冷凍した商品、特定の栄養素を強化した機能性冷凍野菜など、単なる「便利さ」ではなく「付加価値」で差別化する商品が増えるでしょう。単価が上がっても、健康投資としての価値を認める消費者層が一定数存在するからです。

【シナリオ2:業務用から家庭用への流入】飲食店向けの冷凍食品が家庭用市場に降りてくる可能性も高まっています。外食需要が回復しても、中食・内食習慣が定着した層の需要は残ります。

【シナリオ3:グローバル展開による価格競争激化】海外からの冷凍野菜輸入が増加すれば、価格競争が激しくなるリスクがあります。国産志向の強い日本市場ですが、コスト圧力は避けられません。ただし国内産地は『安全』『新鮮』という付加価値で対抗するでしょう。

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参考引用

栄養バランスに配慮した商品が増え、健康志向の消費者から絶大な支持を集めている

ダイヤモンド・オンライン
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