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テクノロジー2026/6/28 0:07:10
hoge+fuga@example.com は「エイリアス」ではない

hoge+fuga@example.com は「エイリアス」ではない

出典: Zenn (原典を開く)

ニュース概要

はじめに 先日、このような投稿を見かけました。 メールサーバをセルフホストして、サービスごとに別々のアドレスを割り当てている方のところに、とあるお寿司チェーンにしか教えていないはずのアドレス宛にフィッシングメールが届いたそうです。おかげで、どこから漏れたのかが一発でわかった、という話でした。

解説

皆さん、メールって普段どういう風に使っていますか?普段使いのメールアドレスはもちろん、ネットショッピングやサービスの登録で、色々なメールアドレスを使っている人も多いかもしれませんね。

先日、ある技術系のブログで興味深いお話が紹介されていました。それは、自分でメールサーバーを管理している方が、あるお寿司チェーンにしか教えていないはずのメールアドレス宛に、なぜかフィッシングメール(詐欺メールのことです)が届いてしまった、というお話です。

この方の場合、メールアドレスをサービスごとに分けて管理していたので、「このアドレスにはこのお店しか使っていないはずなのに、なんで詐欺メールが来るんだろう?」と不思議に思ったそうです。でも、これが逆に「あ、このお寿司屋さんから情報が漏れちゃったんだな」ということが、すぐに分かってしまった、というわけです。

ここで少しメールアドレスの仕組みについて触れておきましょう。皆さんが普段使っているメールアドレスは、「名前@ドメイン」という形になっていますよね。例えば、私のメールアドレスが「taro@example.com」だとすると、「taro」がユーザー名、「example.com」がメールサーバーを管理している会社の名前(ドメイン)です。

今回のお話で出てきた「hoge+fuga@example.com」というアドレスは、よく見かける「名前@ドメイン」の形とは少し違います。これは、メールアドレスの「名前」の部分に「+」記号を使って、さらに情報を付け加えることができる、というものです。例えば、「taro+sushi@example.com」のようにすると、「これはお寿司屋さん用のメールアドレスだな」ということが、アドレスを見ただけで分かるようになります。

こういう「+」を使ったアドレスの作り方は、「エイリアス(別名)」と呼ばれることもありますが、厳密には少し違うんです。エイリアスというのは、あくまで「別名」で、実際には同じアドレスに届くように設定するものです。一方、「+」を使ったアドレスは、メールサーバー側で「この+以降の部分で、メールの宛先を区別する」という機能を使っている場合が多いのです。

今回のケースでは、お寿司チェーンに登録したアドレスが、実は「+」を使った、サービスごとに区別できるようなアドレスだったのかもしれません。だからこそ、そのアドレスに届いたフィッシングメールから、情報がどこから漏れたのかがすぐに特定できた、というわけです。これは、自分のメールアドレスを賢く管理する一つのテクニックと言えるでしょう。皆さんも、サービスごとにメールアドレスを分けて管理したいと思ったとき、この「+」を使った方法を試してみるのも面白いかもしれませんね。

今後の予測

今回のお話のように、メールアドレスをサービスごとに細かく分けて管理するテクニックは、情報漏洩があった場合に原因を特定しやすくなるというメリットがあります。今後、このような「+」を使ったメールアドレスの管理方法は、より多くの人に知られるようになり、セキュリティ意識の高いユーザーの間で広まっていく可能性があります。

一方で、この「+」を使ったアドレスの仕組みは、全てのメールサービスで対応しているわけではありません。Gmailなどの一部の主要なメールサービスでは標準で利用できますが、古いメールシステムや、一部の独自ドメイン設定では使えない場合もあります。そのため、このテクニックを導入する際には、利用しているメールサービスが対応しているかを確認する必要があります。

また、フィッシングメールの手口も日々巧妙化しています。たとえメールアドレスを細かく管理していたとしても、それだけで完全に詐欺を防げるわけではありません。メールの内容をよく確認し、怪しいリンクはクリックしない、個人情報を安易に入力しないといった基本的な対策も、これまで以上に重要になってくるでしょう。将来的には、AIなどを活用した、より高度なフィッシングメール対策サービスが登場する可能性も考えられます。

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