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国内2026/6/24 6:00:14
読む政治:副首都法案修正に国民民主の影 立場逆転の維新、吉村氏の譲歩

読む政治:副首都法案修正に国民民主の影 立場逆転の維新、吉村氏の譲歩

出典: 毎日新聞 (原典を開く)

ニュース概要

自民党と日本維新の会が今国会での成立を目指す「副首都法案」は24日にも衆院に提出される見通しとなった。高市早苗首相(自民総裁)は22日、維新の吉村洋文代表(大阪府知事)との党首会談で、自民内で「違憲」と問題視された住民投票関連の付則を削除するよう要請。吉村氏は会期末までの法案成立を優先して譲歩する

解説

「副首都」構想、国会で動きが…でも、ちょっと待って!

「副首都」って言葉、最近よく聞くようになったと思いませんか? 実はこれ、日本の首都機能を東京以外にも分散させよう、という壮大な計画なんです。この計画を進めるための法律(「副首都法案」といいます)が、今国会で成立するかもしれない、というニュースが入ってきました。

この法案、自民党と日本維新の会が一緒に頑張って進めようとしているんですが、ちょっとした“ブレーキ”がかかっていたんですね。それが、法案の中にある「住民投票」に関する部分。自民党の中には、「これって憲法に反するんじゃないの?」と心配する声があったんです。法律を作るのに、憲法に反するかもしれないのは困りますよね。

そこで、自民党のトップである高市早苗首相が、維新のトップで大阪府知事も務める吉村洋文さんに「この住民投票の部分、削除してもらえませんか?」とお願いしました。吉村さんは、法案を早く成立させたいという思いから、このお願いを受け入れたようです。国会には会期末という期限があるので、それまでに法案を通すことを優先した、ということですね。

「副首都」構想自体は、災害が起きた時など、東京だけが機能しなくなると大変だ!という危機感から生まれています。東京に集中しすぎている機能を、別の都市にも分散させておけば、万が一の時でも日本全体がストップしてしまうのを防げる、という考え方です。例えば、重要な政府の機能や、大企業のオフィスなんかを、大阪のような地方都市にも移すイメージでしょうか。

今回の法案修正は、この「副首都」構想を実現するための大きな一歩と言えるでしょう。ただ、自民党と維新の、いわば「政党同士の駆け引き」の中で、法案の内容が少し変わった、という側面もあります。維新はこれまで、この法案に力を入れてきただけに、今回の譲歩は、吉村さんにとっても簡単な決断ではなかったかもしれません。国民民主党という別の政党も、この法案の行方に影響を与えている、という見方もあるようです。

「副首都」が実現すると、私たちの生活はどう変わるのでしょうか? もしかしたら、地方の活性化につながったり、災害時の安心感が増したりするかもしれません。一方で、都市間の競争が激しくなる可能性もあります。今後の法案の動きと、それが私たちの暮らしにどう影響していくのか、注目していきたいところです。

今後の予測

今回の法案修正で、衆議院への提出はスムーズに進む可能性が高まりました。しかし、参議院での審議はまだこれからです。自民党と維新の会だけで過半数を確保できるかどうかが、法案成立の鍵となります。もし、他の政党、特に国民民主党などの賛同を得られなければ、法案が廃案になる、あるいはさらに内容が修正される可能性も否定できません。そうなると、「副首都」構想の実現はさらに遅れることになります。

一方で、法案が成立した場合でも、実際に「副首都」として機能する都市の選定や、具体的な移転計画の策定には長い時間がかかるでしょう。政府や企業が、東京から地方へ拠点を移すためには、インフラ整備や人材確保など、多くの課題をクリアする必要があります。また、移転先の都市の住民の理解を得ることも重要です。これらのプロセスがスムーズに進むかどうかで、構想の実現ペースは大きく変わってきます。最終的には、東京一極集中の是正と、地方創生のバランスをどう取るかが、この構想の成否を分けることになるでしょう。

ニュースタイムライン

  1. 2026年6月10日

    国民民主・玉木氏、会社代表と「面識あるが中傷動画依頼はない」

    毎日新聞

  2. 2026年6月10日

    国旗損壊、国民民主と修正協議 自民、成立へ協力要請 与党は法案を了承

    産経新聞

  3. 2026年6月10日

    再審見直し法案、政府・与党が修正へ 国民民主の態度見極め最終判断

    朝日新聞デジタル

  4. 2026年6月11日

    再審見直し修正案が可決見込み 参政同調、中道・国民民主は反発

    毎日新聞

  5. 2026年6月15日

    自民、国旗損壊法案の一部修正へ 今国会成立向け国民民主、参政、みらいの調整状況共有

    産経新聞

  6. 2026年6月16日

    動画配信は処罰対象外 国旗損壊罪の自民の修正案、国民民主が賛成

    毎日新聞

  7. 2026年6月17日

    高市首相、国民民主の連立入り「政治の安定へ対応考えている」 G7サミット終え記者会見

    産経新聞

  8. 2026年6月18日

    「政治の安定なくして…」 高市首相、国民民主の連立入りに含み

    毎日新聞

  9. 2026年6月18日

    国民民主・玉木氏「必要なことは協力」 首相「連立」含み発言に

    毎日新聞

  10. 2026年6月22日

    高市早苗首相、消費減税2年期限を明言 地方税収減1.6兆円 国民民主提案に慎重

    産経新聞

参考引用

高市氏、吉村氏に付則削除を要請

毎日新聞
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