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AIによる生産性向上「10年でわずか0.66%」ノーベル賞学者の驚きの“検算”、巨額投資も株価高騰も正当化されない? 【小泉秀人の時事ネタ経済学】ゴールドマン予測と桁違いに低い経済効果、資料作成が爆速になっても経済全体にはほぼ影響なし? | JBpress (ジェイビープレス)
ニュース概要(出典記事の要点)
この連載で、AIブームを支えるデータセンターへの巨額投資が、いずれ“請求書”として届きかねないという議論*1を紹介した。その請求書を最終的に払えるかどうかは、AIが経済全体の生産性をどれだけ押し上げるかにかかっている。
※ 上記は出典記事の要約です。本サイト独自の分析・背景解説は下記をご覧ください。
3行まとめ
- AIの経済効果は限定的か
- データセンター投資への懸念
- 生産性向上の再検証が必要
解説
最近、AI(人工知能)の話題で持ちきりですよね。AIを使えば、資料作りが劇的に速くなったり、色々な作業が効率化されると期待されています。このAIブームを支えるために、世界中でデータセンターという、AIが動くための巨大なコンピューター施設に、ものすごいお金が投資されています。
でも、ちょっと待って!という声も上がっています。この連載では、こうした巨額投資が将来「請求書」となって、私たちの経済に重くのしかかるかもしれない、というお話がありました。その請求書をちゃんと払えるかどうかは、結局のところ、AIがどれだけ経済全体の「生産性」を上げてくれるかにかかっています。
生産性というのは、簡単に言うと「どれだけ効率よく、たくさんのものやサービスを生み出せるか」ということです。例えば、昔は手作業でやっていたことを、機械が代わりにやるようになると、生産性はグンと上がりますよね。AIも、私たちの仕事を助けてくれることで、この生産性を高めてくれると期待されているわけです。
しかし、ノーベル賞を受けた経済学者のひとりが、AIによる生産性向上について、ちょっと驚きの計算をしたそうです。それによると、AIが経済全体の生産性を上げると期待される効果は、なんと10年間でわずか0.66%だというのです。これは、多くの人がイメージしているよりも、ずっと小さな数字かもしれません。AIが資料作成を爆速にしてくれるような個別の効率化はあったとしても、それが経済全体にまで大きな影響を与えるのは、まだ先の話なのかもしれません。
こうした計算結果が出ると、AIに注がれる巨額の投資や、AI関連企業の株価がどんどん上がっている状況が、本当に正当化されるのか、という疑問が出てきます。ゴールドマン・サックスのような有名な金融機関の予測と比べても、この経済効果は桁違いに低いという指摘もあります。
もちろん、AIの進化は止まりませんし、これからもっと色々な分野で活用されていくでしょう。しかし、現時点での「経済全体への影響」は、私たちが期待しているほど大きくない可能性もある、ということを知っておくのは大切です。AIの真価が発揮されるのは、もっと先のことなのかもしれませんね。
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