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きょうのおはBiz6月16日(火) パソコン廃棄ラッシュ 連携で備え
出典: NHK ビジネス (原典を開く)
ニュース概要
NHKニュース「おはよう日本」で平日朝に放送している経済ニュースコーナー「おはBiz」。最新のビジネストレンドや働き方、お役立ちサービスやスタートアップ企業の情報など、ギュギュっとコンパクトにお届けします。
解説
皆さんのオフィスやご家庭で使っているパソコン、いつか必ず寿命を迎えますよね。実は今、企業で使われてきた大量のパソコンが、一斉に廃棄される時期を迎えているんです。これは、2014年4月に消費税が8%に引き上げられる前に、多くの企業が税金が上がる前に新しいパソコンをまとめて購入したことが背景にあります。
パソコンの寿命はだいたい5年から7年と言われていますから、2014年に導入されたものが、ちょうど今、寿命を迎えている真っ只中というわけです。しかも、その数、なんと数百万台とも言われています。これだけの数のパソコンが一気に廃棄されるとなると、ただ捨てるというわけにはいきません。情報漏洩のリスクや、環境への配慮、そして何より、貴重な資源を無駄にしないための「リサイクル」が非常に重要になってきます。
特に企業にとって頭を悩ませるのが、情報漏洩のリスクです。パソコンの中には、顧客情報や会社の機密情報など、外部に漏れてはならない大切なデータがたくさん入っています。これらのデータを完全に消去するには、専門的な知識や技術が必要です。ただゴミ箱に捨てる感覚で処分してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。
また、環境のことも忘れてはなりません。パソコンには、鉛や水銀といった有害物質が含まれていることもありますし、一方で金や銀、銅といった貴重な金属も使われています。これらを適切に回収し、再利用することは、地球の資源を守る上で非常に大切なことです。最近では、パソコンを解体して部品ごとに分け、使えるものは修理して再利用したり、金属を抽出して新しい製品の材料にしたりする取り組みも進んでいます。
今回の「パソコン廃棄ラッシュ」は、私たちに改めて、ものを大切にすること、そして使わなくなったものをどのように処分するかを考えさせる良い機会だと言えるでしょう。企業だけでなく、私たち一人ひとりが、家電製品の適切な処分方法に関心を持つことが、これからの社会には不可欠です。
関連データ
今後の予測
この大量のパソコン廃棄ラッシュは、いくつかの形で社会に影響を与えると考えられます。
まず、パソコンリサイクル業界にとっては大きなビジネスチャンスとなります。データの完全消去サービスや、部品のリユース・リサイクル技術を持つ企業への需要が高まるでしょう。特に、セキュリティ意識の高い企業からの依頼が増えることで、より高度なデータ消去技術が求められるようになるかもしれません。これにより、関連技術の進化が加速する可能性もあります。
次に、中古パソコン市場にも影響が出る可能性があります。廃棄されるパソコンの中には、まだ使えるものや、部品として価値のあるものも含まれています。これらを適切に回収・整備し、市場に供給することで、中古パソコンの流通量が増え、より手頃な価格でパソコンが手に入るようになるかもしれません。特に、発展途上国など、新品のパソコンが高価で手が出しにくい地域にとっては、貴重な資源となるでしょう。
一方で、不法投棄や不適切な処理のリスクも懸念されます。大量のパソコンを適切に処分するにはコストがかかるため、悪質な業者による不法投棄や、データが完全に消去されないままの廃棄が増える可能性も否定できません。このため、行政による監視強化や、企業・個人への啓発活動がより一層重要になります。また、メーカー側にも、リサイクルしやすい製品設計や、回収プログラムの拡充が求められるようになるでしょう。
ニュースタイムライン
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参考引用
“パソコン廃棄ラッシュ 連携で備え
― NHK ビジネス
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