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国内2026/6/15 21:49:50
「働いて働いて‥」で話題を呼んだ高市首相、心を打ったイタリア語を紹介

「働いて働いて‥」で話題を呼んだ高市首相、心を打ったイタリア語を紹介

出典: 産経新聞 (原典を開く)

ニュース概要

【ローマ=永原慎吾】高市早苗首相が15日(日本時間同)のイタリアの首都・ローマでのメローニ首相との共同記者発表で「ボンラボーロ」というイタリアの言葉に言及する場面があった。首相によると、イタリアでは仕事を頑張っている人にかける言葉だという。首相は「イタリア社会の仕事に対する真摯な思いに心から敬意を表する」と述べた。

解説

先日、高市早苗首相がイタリアのメローニ首相との共同記者発表で、「ボンラボーロ(Buon lavoro)」というイタリア語に触れ、その言葉に込められた文化的な意味合いを紹介しました。首相は、この言葉が「仕事を頑張っている人にかける言葉」であり、イタリア社会の仕事に対する真摯な思いに感銘を受けたと語っています。

「ボンラボーロ」は直訳すると「良い仕事」という意味ですが、実際の使われ方は「頑張ってね」や「良い一日を(仕事で)」といった、相手の仕事や努力をねぎらい、応援するニュアンスが強い表現です。まるで、日本の「お疲れ様です」が単なる挨拶にとどまらず、相手への配慮や感謝を含むように、言葉の背景にはその国の文化や価値観が深く息づいています。

今回の首相の発言は、単なる異文化紹介に留まらず、日本における「働き方」や「仕事への価値観」を改めて考えるきっかけを与えてくれます。近年、日本社会では長時間労働の是正やワークライフバランスの重視が叫ばれ、働き方改革が進められてきました。しかし、その一方で、「働くこと」そのものに対するポジティブな評価や、働く人をねぎらう文化が十分に根付いているかというと、まだ課題は多いかもしれません。

イタリアの「ボンラボーロ」のような言葉が日常的に使われる背景には、仕事を通じて社会に貢献すること、自分の役割を果たすことへの誇りや尊重があると考えられます。これは、単に効率性や生産性だけを追求するのではなく、働くことの喜びや、仲間との連帯感を重視する文化ともつながるでしょう。

私たちも、日々の生活の中で、同僚や友人、家族が仕事に向かう際に、もう少しポジティブな言葉をかけたり、その努力を認めたりする機会を増やしてみてはどうでしょうか。それは、個人のモチベーションを高めるだけでなく、社会全体の活力を生み出す一助となるかもしれません。異文化から学ぶことは、自国の文化を客観的に見つめ直し、より豊かにしていくための大切な視点を与えてくれるのです。

関連データ

イタリアの労働時間(週平均)
約36時間
出典:OECD 2022年データ
日本の労働時間(週平均)
約38時間
出典:OECD 2022年データ
ワークライフバランスの認識(イタリア)
OECD加盟国平均を上回る満足度
出典:OECD Better Life Index
ワークライフバランスの認識(日本)
OECD加盟国平均を下回る満足度
出典:OECD Better Life Index

今後の予測

今後の予測としては、いくつかのシナリオが考えられます。

一つは、今回の発言がきっかけとなり、日本国内で「働くこと」に対する肯定的なメッセージや、互いをねぎらう文化が再評価される動きが広がる可能性です。企業が従業員のエンゲージメントを高めるために、単なる成果主義だけでなく、日々の努力を認め合う文化を醸成する取り組みが増えるかもしれません。

もう一つのシナリオは、この発言が一時的な話題に終わる可能性です。日本の労働文化や働き方改革は根深い課題を抱えており、一つの言葉の紹介だけで大きく変化することは難しいかもしれません。しかし、国際的な交流を通じて、他国の良い慣習を取り入れようとする機運は高まる可能性があります。

長期的には、グローバル化が進む中で、多様な働き方や仕事への価値観が日本社会にも浸透していくでしょう。イタリアの「ボンラボーロ」のように、他国の文化から学び、日本の労働環境やコミュニケーションをより良い方向に導くヒントを見つける動きは、今後も続いていくと予想されます。

ニュースタイムライン

  1. 2026年6月15日

    日イタリアが共同声明 高市首相、次期戦闘機開発「加速へ連携」

    毎日新聞

  2. 2026年6月17日

    高市首相 米イラン戦闘終結最終合意に「努力を続ける」 G7で

    毎日新聞

  3. 2026年6月17日

    サミットデビュー戦の高市首相が存在感 対中議論と米欧「橋渡し役」 帰国後は課題山積

    産経新聞

  4. 2026年6月17日

    高市首相、国民民主の連立入り「政治の安定へ対応考えている」 G7サミット終え記者会見

    産経新聞

  5. 2026年6月17日

    高市首相の会見、同行記者多数参加できず バス機材トラブル G7

    毎日新聞

  6. 2026年6月17日

    高市首相「何ら決まったものない」 ホルムズ海峡への自衛隊派遣

    毎日新聞

  7. 2026年6月17日

    自衛隊派遣「情勢見極める」 消費税減税は「スピード感確保を」 高市首相が記者会見

    産経新聞

  8. 2026年6月17日

    高市首相「できることは実行」 ホルムズ海峡の自由な航行確保に

    毎日新聞

  9. 2026年6月18日

    「対立あおる」 中国、G7での高市首相「懸念」表明に不快感

    毎日新聞

  10. 2026年6月19日

    原爆調査した物理学者の父の言葉 高市首相のお膝元で娘が訴え

    毎日新聞

参考引用

「ボンラボーロ」

産経新聞

「イタリア社会の仕事に対する真摯な思いに心から敬意を表する」

産経新聞
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