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テクノロジー2026/6/11 11:59:30
Steam、物理版のギフトカード販売終了へ 詐欺対策で デジタル版は継続(ITmedia NEWS)

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Steam、物理版のギフトカード販売終了へ 詐欺対策で デジタル版は継続(ITmedia NEWS)

出典: Yahoo!ニュース IT (原典を開く)

ニュース概要

PCゲーム配信サービス「Steam」を運営する米Valveは6月11日までに、物理版「Steamギフトカード」について、小売店向けの在庫補充を停止する方針を発表した。Steamサポートページを更新し

解説

世界中で愛されるPCゲームの配信プラットフォーム「Steam」が、お店で買える「物理版ギフトカード」の販売を終了するというニュースが飛び込んできました。これは、単にカードの種類が一つ減るという話だけでなく、私たちの身近な詐欺の現状と、それに対抗しようとする企業の姿勢が垣間見える出来事なのです。

Steamのギフトカードは、コンビニエンスストアなどで見かけるプリペイドカードの一種で、カードに記載されたコードをSteamに入力すると、その金額分の残高がチャージされ、ゲームの購入などに使えます。手軽にプレゼントできることから、多くのゲーマーに利用されてきました。

しかし、この便利なギフトカードが、残念ながら詐欺の道具として悪用されるケースが後を絶ちませんでした。例えば、「あなたのパソコンがウイルスに感染している」と偽って不安を煽り、解決のためにSteamギフトカードを買ってコードを教えるように指示する手口や、SNSなどで「プレゼント企画」と称してギフトカードのコードをだまし取るケースなど、その手口は巧妙化しています。

Steamを運営するValve社は、こうした詐欺行為からユーザーを守るため、これまでも様々な対策を講じてきました。例えば、ギフトカードの利用に関する注意喚起をウェブサイトに掲載したり、不審な取引を検知するシステムの改善などです。しかし、物理的なカードの販売が詐欺に利用されやすいという現実を前に、ついにその販売自体を見直すという決断に至ったのでしょう。

物理版の販売終了は、小売店への在庫補充を停止するという形で行われるため、お店によってはまだしばらくの間、在庫が残っているかもしれません。しかし、今後は徐々に店頭から姿を消していくことになります。もちろん、オンラインで購入できる「デジタル版ギフトカード」は引き続き利用可能ですので、プレゼントや自分へのチャージ手段がなくなるわけではありません。

この動きは、デジタル化が進む現代において、物理的なものが持つ「手軽さ」と「悪用のしやすさ」という二面性を改めて考えさせられます。企業がユーザーを守るために、事業の一部を縮小するという決断を下すことは、決して簡単なことではありません。しかし、それだけ詐欺問題が深刻であり、ユーザーの安全を最優先するという強い意志の表れだと言えるでしょう。私たちも、今回のニュースを機に、身近な詐欺の手口について改めて意識を高めることが大切です。

関連データ

Steamユーザー数(月間アクティブ)
約1億3200万人(2023年時点)
出典:Valve
Steamでのギフトカード詐欺に関する注意喚起
「Steamギフトカードは、Steam上でアイテムを購入する場合にのみ使用できます。それ以外の目的で、第三者に渡すことはできません」と明記
出典:Steamサポートページ
プリペイドカード型電子マネーの被害状況(日本)
2023年の特殊詐欺被害額のうち、コンビニエンスストアなどで購入するプリペイドカード等による被害は増加傾向にある
出典:警察庁
デジタル版ギフトカードの種類
Steamでは、デジタル版ギフトカードをメールで送信する機能を提供
出典:Steamストア

今後の予測

今回の物理版ギフトカード販売終了は、今後のゲーム業界やデジタル決済のあり方にいくつかの影響を与える可能性があります。

まず、短期的には、詐欺被害の減少に一定の効果が期待されます。物理的なカードが悪用される機会が減ることで、特に高齢者などを狙った詐欺の被害が減るかもしれません。これにより、Steamユーザー全体の安心感にもつながるでしょう。一方で、デジタル版の利用が一般的でない層にとっては、ゲームの購入方法が少し不便になる可能性も指摘されます。

中長期的には、デジタル決済への移行がさらに加速する可能性があります。Steamだけでなく、他のゲームプラットフォームやオンラインサービスでも、物理的なギフトカードからデジタル版への移行が進むかもしれません。これにより、ギフトカードの流通チャネルはオンラインが主流となり、小売店での取り扱いが減少していくことが予想されます。

また、企業はより高度な詐欺対策を模索することになるでしょう。物理版の販売終了は一つの手段に過ぎず、デジタル化された環境での新たな詐欺手口への対応が求められます。AIを活用した不審な取引の検知システムや、ユーザーへのより効果的な注意喚起など、技術的な対策と啓発活動の両面からの強化が進むと考えられます。

ニュースタイムライン

  1. 2026年6月4日

    自分を守る7つの習慣「利用者向けフィッシング詐欺対策ガイドライン 2026年度版」公開(ScanNetSecurity)

    Yahoo!ニュース IT

  2. 2026年6月5日

    日立がメインフレーム撤退へ、「VOS3」販売終了 地銀勘定系も転換点

    はてなブックマーク IT

  3. 2026年6月10日

    Valve、小売店でのSteamギフトカードの販売を終了へ。世界的に詐欺が横行のため(テクノエッジ)

    Yahoo!ニュース IT

  4. 2026年6月11日

    Steam、物理版のギフトカード販売終了へ 詐欺対策で デジタル版は継続

    ITmedia NEWS 速報

参考引用

Steam、物理版のギフトカード販売終了へ

Yahoo!ニュース IT

小売店向けの在庫補充を停止する方針を発表した。

Yahoo!ニュース IT
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