
『Obsession』『Teenage Sex and Death at Camp Miasma』がBIFANの国際競争部門で入選
出典: The Hollywood Reporter (原典を開く)
ニュース概要(出典記事の要点)
韓国を代表するジャンル映画祭BIFAN第30回大会の国際競争部門に、複数の注目作品が選出された。同映画祭は7月2日から12日にかけて開催される予定だ。 入選作には、ホラージャンルからルパート・グリント主演の『Nightborn』が名を連ねた。同作は近年注目を集める若手俳優の出演…
※ 上記は出典記事の要約です。本サイト独自の分析・背景解説は下記をご覧ください。
解説
毎年7月、韓国のソウルで開催される映画祭BIFANが注目を集めています。今年の第30回大会に選ばれた作品ラインアップを見ると、ハリウッド発の大型作品ではなく、尖った企画や新進気鋭の才能が中心だということがわかります。
そもそもBIFANとは何か。この映画祭は1997年の創設以来、「ジャンル映画(ホラー・SF・アクション・ファンタジーなど)」に特化したことで知られています。つまり、主流映画祭では評価されにくい個性的な作品たちの発表の場というわけです。
今回の国際競争部門に選ばれた『Obsession』『Teenage Sex and Death at Camp Miasma』『NIKO』といった作品名を見ると、いずれも題材や設定が奇抜で、映画館の看板作品には並びにくいタイプばかり。しかし業界人からすると、こうした「変わった映画」こそが、映画の多様性を広げる源泉だと考えられています。
なぜBIFANがいま国際的に認識されているのか。背景には、世界的な映画消費の変化があります。配信サービスの登場で、映画館の『推しの一本』という概念が薄れました。代わりに、ニッチで熱心なファンがいる作品が価値を持つようになったのです。ホラー、クトゥルフ風ダークファンタジー、カルト的人気を持つ俳優出演作――こうした要素は、むしろ配信時代に「人から人への口コミ」で広がりやすい。
ルパート・グリント(『ハリー・ポッター』シリーズで一躍有名になった俳優)がホラー作『Nightborn』に出演するというニュースも興味深い。大物スター発のジャンル映画出演は、それまでのキャリアの刷新を意味します。つまり、ジャンル映画に出演することが「チャレンジ」や「新しい自分探し」として認識される時代になったということです。
BIFANがなぜ成功しているのか、ひとつの答えは『世界のどこの映画祭でも見られない作品を揃える』というコンセプトの徹底です。アカデミー賞狙いの大作よりも、実験的で時には失敗も辞さない映画たちが並ぶ。その中から、次の時代のスター俳優や映画人が見つかることもあります。
日本の映画ファンにとっても重要な映画祭です。東アジア圏の映画祭として、洋画・邦画の枠を超えた交流の場になっているからです。
関連データ
ニュースタイムライン
2026年5月30日
『Backrooms』がA24記録を更新、8000万ドル以上のオープニング、『Obsession』が3週目でボックスオフィス史上に名を刻むThe Hollywood Reporter
2026年5月30日
『Backrooms』と『Obsession』の衝撃的な成功はハリウッドへの警告:常識外の発想が必要Variety
2026年6月2日
Mubi Fest、『Teenage Sex & Death at Camp Miasma』を携えてシカゴに凱旋Deadline
2026年6月6日
スピルバーグがホラー映画『Obsession』『Backrooms』の興行成功を称賛Deadline
2026年6月14日
「Obsession」:カレーを愛でる世界、興行収入3億ドル目前 映画祭での獲得作品史上最高記録も視野にDeadline
2026年6月18日
カルロヴィ・ヴァリ映画祭、カンヌ受賞作「Fjord」と「Teenage Sex and Death at Camp Miasma」を追加
参考引用
“BIFANは世界各地の個性的で意欲的な映画を集める映画祭
― The Hollywood Reporter
記事AI質問チャット
PREMIUMこの記事についてAIが質問に答えます。背景・要約・影響まで深堀り。
ログインして利用関連記事
こんな記事も読まれています
この記事について疑問がありますか?
事実誤認や不適切な内容について通報できます (要ログイン)。
異議申し立て・通報






