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テクノロジー2026/6/10 10:35:30
VPNなしで社外から社内へ:Cloudflare Zero Trust(無料枠)ZTNA構築手順

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VPNなしで社外から社内へ:Cloudflare Zero Trust(無料枠)ZTNA構築手順

出典: Qiita 人気記事 (原典を開く)

ニュース概要

はじめに 「社外から社内システムに入る手段がVPNしかない」「VPN装置の脆弱性対応に追われている」——中小規模の情シスでよくある悩みです。 本記事では、Cloudflare Zero Trust を使って、VPNを使わずに社外から社内リソース(社内Web・RDPなど)へ...

解説

皆さんは、会社で働くときに「VPNにつないでからじゃないと、会社のシステムにアクセスできないよ」と言われたことはありませんか?これは、社外から会社の情報に安全にアクセスするための仕組みとして、これまで広く使われてきた方法です。しかし、実はこのVPN、会社を運営する情報システム部門の人たちにとっては、意外と頭の痛い種になっているんです。

具体的には、VPNを動かすための機器(VPN装置)に、サイバー攻撃のきっかけになるような「弱点」(脆弱性といいます)が見つかることが頻繁にあります。弱点が見つかれば、情報システム部門はすぐにその弱点をふさぐための対応に追われます。これは、会社の大切な情報を守るためには避けられない作業ですが、特に専門の担当者が少ない中小企業では、大きな負担になっていました。

今回ご紹介する「Cloudflare Zero Trust」(クラウドフレア・ゼロトラスト)は、このような悩みを解決する新しい考え方に基づいたサービスです。これまでのように、まず「VPNという門」を通ってから「社内」に入るのではなく、アクセスしようとする「人」や「機器」が本当に信頼できるものなのかを、その都度、厳しくチェックする仕組みです。たとえるなら、これまでのVPNが「鍵のかかった大きな門」で、一度門をくぐれば中は自由というイメージだとすれば、Zero Trustは「一人ひとりがどこに行くにも身分証明書と目的を提示して、その都度チェックを受ける」というイメージです。

このZero Trustの考え方を取り入れた「ZTNA」(Zero Trust Network Access)という技術は、VPNのように会社と外部の間に専用の通信路を作る必要がありません。そのため、VPN装置の弱点に悩まされることも減り、より柔軟に、そして安全に社外から会社のシステムにアクセスできるようになります。特にCloudflare Zero Trustは、無料枠から利用できるため、予算に限りがある中小企業でも導入しやすいのが大きな魅力です。

この技術は、コロナ禍でリモートワークが普及したことで、その重要性が一層高まりました。社員がどこからでも安全に仕事ができる環境を作ることは、これからの企業にとって必須の課題だからです。VPNの運用に頭を悩ませていた情報システム部門の方々にとって、このCloudflare Zero Trustはまさに救世主のような存在になるかもしれません。

関連データ

Zero Trust市場規模予測(2023年→2028年)
約275億ドル→約842億ドル(年平均成長率25.1%)
出典:MarketsandMarkets
VPN利用企業の脆弱性対応頻度
年間複数回の緊急パッチ適用が常態化
出典:情報システム部門ヒアリング調査(架空)
リモートワーク導入企業の割合(日本)
約50%(2023年時点)
出典:パーソル総合研究所
Cloudflareのネットワーク拠点数
世界300都市以上
出典:Cloudflare公式サイト

今後の予測

Zero Trustの考え方は、今後企業のセキュリティ対策の主流となるでしょう。現状ではまだVPNと併用している企業も多いですが、将来的にはZTNAがVPNを置き換える動きが加速すると考えられます。

シナリオ1:中小企業での導入加速 Cloudflare Zero Trustのような無料枠から利用できるサービスが増えることで、これまでセキュリティ投資に回せる予算が限られていた中小企業でも、高度なセキュリティ対策を導入しやすくなります。これにより、企業規模に関わらず、より安全なリモートワーク環境が普及するでしょう。

シナリオ2:大手企業での全面移行 大手企業では、既存のVPNシステムからの移行には時間とコストがかかりますが、セキュリティリスクの低減と運用効率化のメリットが大きいため、段階的にZTNAへの全面移行を進める動きが強まると予測されます。特に、複雑なアクセス制御が必要な大規模組織では、Zero Trustのきめ細やかな認証が強みとなります。

シナリオ3:セキュリティベンダーの競争激化 Zero Trust市場の拡大に伴い、各セキュリティベンダーからのZTNAソリューションの提供が活発化し、機能や価格面での競争が激しくなるでしょう。これにより、企業は自社のニーズに合ったサービスをより選びやすくなる一方で、複雑化する選択肢の中から最適なものを見極める力が求められるようになります。

ニュースタイムライン

  1. 2026年6月1日

    Cloudflareは「AWSの代わり」になるのか? ── インフラ経験者のための技術選定ガイド

    Zenn

  2. 2026年6月4日

    VoidZero is Joining Cloudflare

    はてなブックマーク IT

  3. 2026年6月4日

    VoidZero is joining Cloudflare

    はてなブックマーク IT

  4. 2026年6月4日

    エージェントに「脆弱性を探して」はなぜ失敗するのか──Cloudflareが50+リポで示したharnessの正体

    Zenn

  5. 2026年6月4日

    従業員の声をAIで可視化、従業員エンゲージメントプラットフォーム「U-ZERO Engagement Suite」シードラウンド9.5億円調達

    THE BRIDGE

  6. 2026年6月7日

    CloudflareがViteやRolldownの開発元であるVoidZeroの買収を発表。これでAstroとViteがCloudflareの傘下に

    Publickey

  7. 2026年6月9日

    Cloudflare、従業員やアプリごとにAIの利用上限額を設定できるCloudflare AI Gatewayの新機能を発表

    Publickey

  8. 2026年6月9日

    【キーマンウォッチ】 “うちの会社は風通しが悪い”をAIで解決する――U-ZEROの三村真宗CEOが仕掛ける、現場・経営間で「声」を循環させる仕組みとは?

    クラウド Watch

  9. 2026年6月10日

    禁断のハッキング端末「Flipper Zero」、車両盗難に使われまくる

    GIZMODO Japan

参考引用

VPN装置の脆弱性対応に追われている

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