
古いデスクトップPCもWi-Fi 7対応に MSI「HERALD BE6500 WiFi 7 PCIe Card」発売
出典: ASCII.jp (原典を開く)
ニュース概要
MSIが6月12日に発売したWi-Fi 7対応内蔵型無線LANカード「HERALD BE6500 WiFi 7 PCIe Card」を紹介。PCIe x1スロットに装着し、最大2882Mbpsのトライバンド通信とBluetooth 5.4に対応する。
解説
皆さんのご自宅や職場のインターネット、最近なんだか遅いなと感じることはありませんか?特にパソコンで動画を見たり、大きなファイルをダウンロードしたりする時に、もどかしく思うことがあるかもしれません。そんな時に注目したいのが、最新の無線LAN規格「Wi-Fi 7」です。台湾のPCパーツメーカーMSIが、古いデスクトップパソコンでもこのWi-Fi 7を使えるようにする便利な拡張カード「HERALD BE6500 WiFi 7 PCIe Card」を発売しました。
「Wi-Fi 7」と聞いてもピンとこないかもしれませんが、これはインターネットの通信速度をぐんと速くする新しい技術のこと。これまでのWi-Fi 6やWi-Fi 6Eよりもさらに高速で、たくさんのデータを同時にやり取りできるようになります。例えるなら、これまでのWi-Fiが片側一車線の道路だったとすると、Wi-Fi 7は片側三車線や四車線に増えたようなイメージです。渋滞が減り、スムーズに目的地(インターネット)にたどり着けるようになるわけですね。
今回MSIから登場した製品は、パソコンの内部にある「PCIe x1スロット」という場所に差し込むことで、そのパソコンをWi-Fi 7に対応させることができます。新しいパソコンに買い替えなくても、今使っているデスクトップパソコンの性能を底上げできるのが大きな魅力です。最大で2882Mbpsという非常に速い通信速度に対応し、さらに「トライバンド通信」といって、複数の周波数帯を同時に使うことで、より安定した通信が可能になります。まるで、複数の高速道路を使い分けて、常に空いている道を選んで進むようなものです。
さらに、このカードはBluetooth 5.4にも対応しています。Bluetoothはワイヤレスイヤホンやマウス、キーボードなどをパソコンとつなぐための技術ですが、こちらも最新規格に対応することで、より安定して、より低遅延で機器を接続できるようになります。ゲームをしたり、ワイヤレスイヤホンで音楽を聴いたりする際にも、その恩恵を感じられるでしょう。
パソコンの買い替えは大きな出費になりますが、このような拡張カードを使えば、比較的手軽に最新の通信環境を手に入れることができます。特に、光回線など高速なインターネット回線を契約しているのに、Wi-Fiが遅くてその性能を十分に活かせていないと感じている方には、魅力的な選択肢となるでしょう。動画配信サービスの高画質化や、クラウドゲーミングの普及など、私たちの生活とインターネットはますます密接になっています。Wi-Fi 7のような新しい技術は、そうしたデジタルライフをより快適にしてくれるはずです。
関連データ
今後の予測
Wi-Fi 7対応機器はまだ出始めたばかりですが、今後数年でルーターやスマートフォン、PCなど、対応製品が急速に普及していくと予想されます。特に、高速通信を必要とするVR/ARコンテンツ、クラウドゲーミング、4K/8K動画ストリーミングなどの利用が一般化するにつれて、Wi-Fi 7の需要は高まるでしょう。
今後のシナリオとしては、まず第一に、既存のデスクトップPCユーザーが手軽にWi-Fi 7環境へ移行できる選択肢として、今回のようなPCIeカードが一定の市場を築くと考えられます。特に、ゲーマーやクリエイターなど、高速・低遅延を求める層からの支持を集めるでしょう。
第二に、ノートパソコンや小型PC向けには、M.2スロットに装着するタイプのWi-Fi 7モジュールが登場し、新製品への搭載が進むと見られます。これにより、Wi-Fi 7はPC市場全体での標準機能へと昇格していくでしょう。
第三に、家庭内ネットワークにおいては、Wi-Fi 7対応ルーターの価格が下がり、普及が進むことで、スマートホーム機器やIoTデバイスとの連携もよりスムーズになり、家庭全体のデジタル体験が向上することが期待されます。ただし、Wi-Fi 7の性能を最大限に引き出すには、対応ルーターと対応デバイスの両方が必要となるため、ユーザーは段階的に環境を更新していくことになります。
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参考引用
“PCIe x1スロットに装着し、最大2882Mbpsのトライバンド通信とBluetooth 5.4に対応する。
― ASCII.jp
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